いろんなKEN Q -5ページ目
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アンナと過ごした四日間



2009/マーメイドフィルム/94分

dir. イエジ・スコリモフスキ
cast アルトゥル・ストランコ キンガ・プレイス 



plot 重厚感のある時間が流れるポーランドのある町に、長い間祖母とふたりきりで暮らしてきた主人公、レオン。ある雨の日、彼は町の病院の看護師であるアンナがレイプされている現場を目撃してしまう。急いで警察に通報するも、犯人と疑われ服役を強いられる。
服役を終えた彼は、アンナのことが忘れられずに向かい住む彼女を自分の家から毎日眺めていた。
そして日に日にアンナへの想いを募らせたレオンはついに彼女が寝ている部屋に潜入する。
彼女への想いを彼なりの方法で伝えようとするが、四日目の夜、ついに警察に現行犯で捕まってしまう。



●うーん。トレイラーがどうだろう。ナレーターの声はどこか説明的だし、なんか幼児番組を想起させるような気がする。実際の映画はもっと厚ぼったい空気が流れているんだけど、トレイラーはどうもライトです。キャッチコピーも、たしかに愛が大きなキーワードであるにしても、三回も繰り返して漢字の愛を見ると、なんだかいやだ。「愛、愛、愛、すべては愛ゆえに」ってレオンの行為を肯定しているようで、否定ともとれるから。

●言ってしまえば、レオンの行為は明らかにストーカーだけど、ここに見てとれるのは肯定されるものとして喪失した恋愛観の一端だともいえる。

「恋愛」は「大好き」とか「セックスしたい」とかいった感情やそれに基づいた行動とは関係ない。そうしたものだったら人類が生まれたときからある。そうではなく、「恋愛」とは、主体性に服さぬ情熱が、理想化+逆説化+循環化という通路を通って発露することを指すのだ。_宮台真治「まぼろしの郊外」

ちゃんと会話を交わしたこともないアンナになぜこれほどまでに心酔していくのか。

雨の日のあのアンナの顔に何か特別なものを感じたレオンの観念的な理想化。つまり、本人とは関係なく相手を自分の中で勝手にいいように作り上げて崇拝してしまう。そうじゃないかな、ってシーンがあったはずなのに思い出せない。
そして、映画の中ではレイプ事件の犯人として服役することや、ばれないように神経を削って部屋に入り、その部屋の中で彼女のためにいろいろ(ボタンつけとか掃除とか)することで不本意な苦しみを“愛の証”として本意とする逆説化。
最後の循環化は恋愛小説などと照らし合わせて、まさに私のこと!とか思うやつ。宮台さんはその例としてボヴァリー婦人を挙げている。これは、正直こんな恋愛話があったかよくわからないから当てはまらないかもしれない。ただ、この映画のきっかけになったのがスコリモフスキ監督が10年も前に新聞か何かで見た「あまりに恥ずかしがり屋だった日本人男性が想いを募らせて唯一できたことがその女性の寝ている部屋ににはいって、彼女の寝姿を眺めていることだった」という、一文のニュースだったという。ある意味ではその行為に対する監督の循環化じゃないかといえないだろうか。どうだろう。

日本でいまこの恋愛観が行き過ぎると、それはストーカーってなってしまうけれど、レオンやニュースになった日本人男性の行為は、女性を独占しようと自分のエゴを押し付けるような、現代で想像されうるストーカーとは種を異にしているとおもう。もっと崇高な精神運動なのではないか!と思ったんだけど、うまく擁護できない。

●印象的なシーンとして、アコーディオンを弾く姿がでてくる。光と音。この二つの要素が、映画全体の空気をより重厚感のあるものにしているとおもう。アコーディオンの音って、どうも不安になる。とくに、クローゼットからだすシーンは、楽器なのにとても怖い。

●全体を通して、レオンの不器用な生き方に絶望さえ抱くんだけど、最後のアンナの一言だけですべて救われた気がした。そういう生き方の肯定っていう。

●青山真治が絶対に観に行け と言った作品でもある。

●もう何が言いたいのかまったくわからない。引用の仕方もよくわかんない。

 ワカラナイ って映画観たい。キネ旬で酷評されてたけどどうなんだろう。




    

はじめました、こんにちは!


はじめましたー
設定がいろいろありすぎて、扱いきれないので、まあジョジョに改善したいとおもいます



●主に映画レコメンド。あとはつれづれ
映画の知識も日本語もほんとに拙いですが、書くことでモチベーションを保とう計画です。

なるべく主観的な感想だけで終わらないように、その練習でもあるのだ。

だからときには、いまいちだと思った映画も全力でレコメンドするし、
興味がまったくわかない分野のものも、どうにかする。つもり。いまのとこ。
まあ、偏ることが予想されるなー

どんどんダメ出ししてほしいです。
いろんな人に。


知識がマジ浅薄!とか

そんな言葉じゃまったくそそられない!とか

TSUTAYAで見かけても借りないんだから!とか

いろいろ気に食わない!とか



そのためにはまず読まれなきゃいけないんだけどね。

読んだあとに、まあ 観たいな と思われたら、ふふふです。



●今日は設定にいろいろと疲れたので、27日にDVDがでるっていうこの映画の

トレイラー(長いほうは微妙だったので短い特報を)。



ウルトラミラクルラブストーリー
2009/日本/120分

dir. 横浜聡子
cast 松山ケンイチ 麻生久美子
   ノゾエ征爾 ARATA 藤田弓子 原田芳雄 渡辺美佐子

観てない方は、いきなりミーハーかよ!て思ったかもしれませんが、この映画は曲者です。
賛否が分かれてるみたいだけど、私は完全に毒されたので改めて紹介したいです。
しかも、1番ぞくってしたシーンがトレイラーに使われていてうれしい。
松山ケンイチファンじゃなくても一見の価値があると思う。


とりあえず。ブログ。
何日つづくかな…








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