台風2号が接近中ですが、いかがお過ごしですか?
やっとブログを始める事ができました…
今月のあんじゅ、
参加者の方があるお話を教えてくださいました。
とてもいいお話で一同感動をしました。
スタッフのEちゃんが探し出して、翌日にはメールに打ち直して送ってくれました。
随分掲載が遅くなりましたが、お知らせします。
以下 新聞からの抜粋です。
亡き主人を迎えに渋谷駅に通う秋田犬の悲話を、「いとしや老犬物語」と伝えたのは手前みそながら本紙だった。
昭和の初め、忠犬ハチ公の誕生だ。
死因は寄生虫とされるが、がんも患っていたという。
精勤10年。
病身の忠誠はこの動物の才を語る。
生前に銅像が建ったハチほどではないが、この震災でも「奇跡の犬」が生まれた。
沖に流された屋根の上から、3週間ぶりに救われたバン。
飼い主と再会し、ちぎれんばかりに尻尾を振る姿に、「家族の絆」を思った。
何匹、何頭が津波にのまれただろう。
人の生死と同列には語れないけれど、ともに生きた何人目かの家族である。
愛犬を助けに戻って濁流に消えた人、家畜の世話のために避難を拒む人もいる。
やせこけ、放射能の中をさまよう犬や牛馬の姿に、啄木が詠んだ光景の貴さをかみしめる。
〈路傍(みちばた)に犬ながながとあくびしぬわれも真似(まね)しぬうらやましさに〉
屈託のない犬と、あやかりたいと眺める歌人。
今にしてみれば、夢のような退屈である。
生かされたペットには、仕事がある。
愛する人の不在は埋められないが、小さな命は生きがいとなる。
無垢(むく)に和み、食べさせ寝かせ、頼られることを支えに、再生への長旅に踏み出す方もおら
れよう。
「あなたは一人じゃない」といった励ましが、世界中から寄せられている。
絶望の闇を抜け、この言葉の深さを誰かと確かめ合う日々が、被災者に訪れることを願う。
その時あなたに寄り添うのは、一人ではなく一匹かもしれない。
心を寄せ合い寄り添いあうのは…人だけとは限りません。
一人は淋しいけれど、
独りぽっちで淋しいと思う事が悲しい…のかも知れません。
離れていても心は繋がっています。
毎月1回の出愛ですが、
その時を楽しみに…
また来月6月9日にお愛しましょう (M)