十干の組み合わせ方で十大主星が導か出されます。十大主星はそれぞれ10タイプあると言うことです。甲から出来た貫索星と乙から出来た貫索星は違います。日干(自分の心)に他の十干がどのように関わってくるかです。日干=甲⇔乙なら「乙から出来た石門星」と説明していきます。
辛⇒壬 壬から出来た調舒星(日干=自分自身が「辛」)
壬は流動、動き続ける型です。壬からできた調舒星は動きまわってる中で孤独がある型です。
あまり周りに理解されず、孤独に見えない調舒星です。孤独を求めて旅時出るところがあり、動きに感性があります。
ビジネス現場では、自分の信念、考えを曲げない芯の強さを持っていますが、非常に純粋で対応がソフトなうえに丁寧に仕事をこなしますので周囲からの信頼の厚い人です。自分の心を表現するのが下手ですが、安心感のある人です。
ものを頼みやすい人で、頼まれたらいやと言えず、身も心も疲れ切ることが多々あります。自分の力量を知り断ることも重要で、パツパツの状態で仕事をしても、いい仕事は出来ないと知るべきです。
庚⇒癸 癸から出来た調舒星(日干=自分自身が「庚」)
癸は陰の水、暗流。雨水が蓄積されるように、最初は小さいがそれがやがて大きな力になっていきます。癸から出来た調舒星は集積された孤独と言われ、若いうちは感じないが、年を取るにつれ孤独になっていきます。それと連動して感性、芸術性がでてきます。
職場では、そのおおらかでキュートなキャラクターが人に好かれます。非常に積極的で、行動力もあり、なかなかのバイタリティーの持ち主です。
庚=陽の攻撃 癸=陰の知性の連結は、ひとたび攻撃に回ると周囲との孤立を恐れず、かなり徹底的に攻撃をしてきます。愛される人気もモノ面と、辛辣で冷酷な面の極端な2面性の自己調整が重要で、人気のあるうちは運気も上がり、人気が下がると運気も下がることを知っておくべきです。
自分の算命学の命式を知りたい方はこちら http://www.sanmei-gaku.com/sanmei/jintaiseizu.html