あの時の「たこ焼き」 | バス釣り大好きよしのブログ

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Keep on believing.Speedや華やかさそしてマイノリティさ故に影もあり、知性を感じるバス釣りが大好き。釣りを通じて、みんなが笑顔になり、言葉を交わさなくても理解しあれば、苦しい日常を自ら乗り越える為の源泉になる。バスは、いつも僕たちにそっと寄り添ってくれる。

たぶん、7時半くらいかなぁ。
外が暗くなるころ、
遠いところから、たこ焼き屋さんの鳴らす
プーっという汽笛のような音が聞こえてきた。

外に飛び出ると、車がゆっくりとこちらに近づいてくる。
タコの絵を描いた赤い提灯が揺れている。

母親が大きなお皿をもって来る。
たこ焼きをそのお皿にいれてもらう為だ。
山のようにお皿に積んだたこ焼きを母親が受け取る。

青海苔や鰹節の粉が沢山かかっている。
これが、大好きでたこ焼き屋さんが来る音が
ワクワクして大好きだった。
母親は、たぶん30歳くらいだったんだろうな?
黄色いワンピースでサンダルはいて内輪と大皿をもって
外に出てきた。
内輪で蚊をパンパンってしながら。
お風呂を沸かす薪のにおいがしてた。
そんな夏の思い出。