10巻です!
今回は部活メインに描きつつ、つばさと大介がかなりいい感じです( *`ω´)
以下、ネタバレ有感想です。
■上下関係
引き続きギスギスしてる吹奏楽部1・2年ですが、1・3年に比べて1・2年の関係が微妙になってしまうのって、部活やってた身としてはすごく分かる気がします。
1・3年の関係って、1年にとっては3年の先輩がすごく大人に見えるから、純粋に慕う父親・母親みたいな存在なんです。
で、3年はそんな後輩が可愛いから、指導はするにしても基本的には可愛がる。
でも1・2年になると歳が近くて足並み揃えて頑張っていかなきゃいけない関係な分、1年にとっては3年の先輩に比べて2年の粗が見えてしまったり、不満が出てしまうこともある。
逆に2年にとって1年は単純に可愛がるって感じでもないし、自分たちが中心になって指導していかなきゃいけない立場だから不満も溜まる。
決して仲が悪いわけではないけど、微妙なんですよね…。
全ての部活に当てはまるものではないと思いますが、私の中ではそんな印象。
とりあえず、青空エールで描かれている部活の上下関係はすごいリアルだと思います。
私もつばさ目線で読んでいるため、春日先輩たちが出てくるとすごい安心するし、香織先輩はどうしても好きになれません。
(まぁ香織先輩はそもそも性格に問題ありだけども…)
■大介の葛藤
2年の先輩とは相変わらずギクシャクしたままだし、練習では水島にパート練から外されてしまったつばさ。
(水島がつばさを外したのはつばさに期待したからこそだったわけですが)
頑張らなきゃいけないと分かってはいても、ついつばさは大介の前で泣いてしまいます。
その時の大介!!
つばさに手を伸ばし、抱きしめそうになるも、我に返って引っ込める!
大介ー!!(//∇//)
その後のつばさを見つめる大介の表情といい、個人的に青空エール史上NO.1の胸きゅんシーンでした♡
そして大介と城戸のやりとりが絶妙すぎるw
大「なんかさぁ 小野って小さい動物みたいじゃない?」
城「…ねずみとか?」
大「バカ おまえ もっとかわいいやつだよ!!」
城「…ねこ?」
大「でかすぎるよ もっと小さいやつだよ!!」
…笑
「やっぱ抱きしめるとかは違うんだよ カレシでもねーのに」
大介の葛藤は続く…笑
そしてもう一つきゅんきゅんな初詣シーン!
冬休み、吹奏楽部と野球部の貴重な休みの一日に、つばさは大介から必勝祈願とトレーニングを兼ねて初詣に行こうと誘われます。
深い意味はないと自分に言い聞かせても、浮かれてしまうつばさ。
そりゃそうですよ。完全にデートなんだもん。深い意味がないわけがない。
走ってる途中もつばさのペースに合わせてくれたり雪をよけてくれたり、大介優しすぎる…
そして途中入ったお店で恋愛トークに。
「大介くんも弱ってると恋愛に逃げたくなったりするの?」と訊くつばさに大介の答えは…
「弱ってるから好きになるんじゃない オレはほんとにいいと思うから好きになるんだ」!!
これね!!笑
読んでてつばさと一緒にドキドキしてしまいました笑
大介、男!!
かっこよすぎるよ!!(//∇//)
最近の二人がいい感じすぎて、もう付き合っちゃえよ!てかもう付き合ってるみたいなもんじゃん!とツッコミを入れたくなります。
ただこのじれったい感じもなかなか楽しいので、もうちょっと見ていたいなーとも思う今日この頃です笑
11巻感想に続きます(^^)