ヘーイ!!みんな~元気ですか~!!
俺は元気です~!!
今日はスティーブ・ウィリアムスの得意技を見せよう!!
デンジャラス・バックドロップ
受身の取りにくい急角度や垂直落下ので落とすため、デンジャラス・バックドロップ、殺人バックドロップと呼ばれた。また本人はドクター・スープレックスの愛称で呼ぶこともあった。特に対小橋戦でのバックドロップは圧巻で、実況した佐藤啓アナが「バックドロップ・ドライバー」と表現したことがある。かつて三冠統一ヘビー級王者として7度の防衛記録を保持していた三沢光晴からベルトを奪取したときに放ったのもこの技。
デンジャラス・バックドロップ・ホールド
上記技を掛けた後、そのままブリッジしたままフォールする技。勢い余って形が半ば崩れた様な形で強引にフォールすることもあった。
ドクターボム
サイド・スープレックスの要領で相手を抱え、その状態からパワーボムに持って行く技。バックドロップとこの技が、ウィリアムスの代名詞。
オクラホマ・スタンピード
創始者ビル・ワット直伝。対戦選手を抱えあげたまま、コーナーポストに向かってダッシュし、いったん対戦相手の背中をポストにぶつけた後、また対角線上の逆のコーナーに向かってダッシュし、再び対戦相手の背中をポストに当てた後、リング中央でボディスラムのようにで叩き付け、そのままフォールするという技。トップロープからの雪崩式も使用した。大抵100kg以上ある選手をずっと抱えたまま動く技のため、技をかけたウィリアムスの方が疲労しているかのように見えることもある。1993年頃までフィニッシュ・ホールドであったが、スタミナの負担の大きな割には抱え上げた相手にポストやロープに捕まってディフェンスされやすいことに加え、後年にデンジャラス・バックドロップやドクター・ボムをマスターしたことから使用頻度は徐々に減っていった。
ダイビング・ショルダー・アタック
立っている相手に対し、トップロープから飛んで肩から相手にぶつかる技。フィニッシュとなることは少ないが、タッグマッチながらジャイアント馬場からピンフォールを奪ったことがある。
リフトアップ・スラム
怪力を誇るウィリアムスならではの技であり、試合中の見せ場の一つ。
その他に、急角度で投げ捨てるタイガー・スープレックス、雪崩式の水車落とし、パワースラム、カウンターでの旋回式スパイン・バスター、テリー・ファンク風のジャブ&ストレート(もしくはフック)、フットボール・タックル、コーナーにもたれている相手への側転からのジャンピング・ボディアタック(背面式もあった)などを得意技として使用。
獲得タイトル
全日本プロレス
三冠ヘビー級王座:1回
世界タッグ王座:8回(w / テリー・ゴディ×5、ゲーリー・オブライト、ベイダー、ジョニー・エース)
NWA / WCW
NWAミッドアトランティック・ヘビー級王座:1回
NWA世界タッグ王座(ミッドアトランティック版):1回(w / マイク・ロトンド)
NWA USタッグ王座:1回(w / ケビン・サリバン)
WCW世界タッグ王座:1回(w / テリー・ゴディ)
MSWA / UWF
ミッドサウス・タッグ王座:2回(w / テッド・デビアス)
UWF世界ヘビー級王座:1回
UWF世界タッグ王座:1回(w / テッド・デビアス)
その他
ACWヘビー級王座:1回
UWF世界ヘビー級王座(Herb Abrams派):1回
UWF TV王座(Herb Abrams派):1回
IWA世界タッグ王座:1回(w / 三宅綾)
スティーブすごい!!
もうニックネームが「殺人医師」!!(さつじんいし)
手術の成功とプロレス界への復帰
ウィリアムスの手術は成功し、健康状態はいったん回復した。かねてより希望していたように、湖畔にたたずむ落ち着いた一軒家に住み、静かな生活を送っていた。体重は全盛期から20kgほど減ったものの、時折リングに上がっており、本人によればプロレスの試合に出るということが癌との戦いにも良い影響を与えているとのことであった。また手術成功後、友人であるジョニー・エースの依頼でWWEのファーム選手のコーチに就任した他、自身の闘病経験を教会で語るなど社会活動にも取り組むようになった(声帯を全摘出したために固形物の嚥下はできないが、発声用の機械を埋め込んであるので音声による会話は可能とのこと)。
2007年3月には闘病記『How Dr. Death became Dr.Life(殺人医師が生命の医師になるまで)』を出版している。2009年5月にはIWA・JAPANの15周年記念興行に来日した。
しかし、秋頃に咽頭癌が再発。2009年10月にIWAジャパンで予定されていたスティーブ・ウィリアムス引退記念試合が延期になった。その後も抗がん剤治療などに回復に専念していたが、12月29日に死去。49歳没。
入場曲