裁判所のHPに、養育費算定表が掲載されている。

存在は知っていたけど、実際見たのは今さっきw

 

実は公正証書を作成するとき、主導したのは私の兄で。

養育費算定書を元に何パターンか提案してくれて、それを活用したのだ。

 

ではなぜ今頃算定書を見たのかというと、今回強制執行をするにあたって裁判所や弁護士事務所等に掲載している申立書の記載例をたくさん見て違和感があったから。

ほとんどが養育費毎月1人2万円とかで、いくら何でも低過ぎじゃないか?と思った。

 

あくまで記載例だけど、これを見る限りこのあたりが相場なのかな?と錯覚してしまう。

しかも賞与を盛り込んだ記載例はひとつも見当たらなかった。(わたし調べ)

だから、作成にちょっと手間取ったのよ。

 

裁判所のHPに載っているのは、令和元年12月23日に公表された改定標準算定表(令和元年版)。

平成30年度の研究結果が元になっているそうだ。

今年は平成35年に当たるので、5年前のもの。

 

それ以前の算定表は見ていないけど、令和元年版よりもっと安いはず。

公正証書を作成するときは、その時の算定表が元になっている(しかも数年前の)ので、例えば15年前に作成したものは20年前の算定表が元になっているってこともある。

 

ここ1年で上がった物価高に対応されていないし、そもそもの養育費が低過ぎたら・・・全然足りないよね。

 

他者の養育費問題まで考えてしまう、年末。

 

ちなみに、裁判所HPにある「養育費・婚姻費用算定表」はとても分かりづらい。

 

どこかの法律事務所HP(宣伝になるから書かない)に掲載されている算定書ツールを使うと、数字を入れるだけで自動的に表示されるのでとても便利だ。