リハビリテーション基礎勉強会 -26ページ目

リハビリテーション基礎勉強会

入学から卒業までの全ての勉強を教えます。 ここで他の皆と差をつけましょう。

今回は起き上がりの正常動作について書いていきたいと思います。

 

私が今までに見させていただいた患者様では起き上がりができない方が多い印象でした。

 

では、早速起き上がりについて書いていきます。

 

起き上がりの普遍的特性は

 

『①身体を上方へと動かす運動量

 支持基底面内に重心を動かし支持する

 

ことです。

 

まず、私の経験では身体を上方へと動かした後にはon eibowになる必要があると考えます。

 

なのでon elbowになる方法を考えていきます。

 

一番最初の推進力は寝返りの屈曲パターンと同様です。

何故、寝返りの伸展パターンではなく屈曲パターンなのでしょうか?

 

これを考える前に腹筋に思いっきり力をいれてみてください。その後、思いっきり背筋に力をいれてみてください。

*考えるだけでなく一度実際にやってみてくださいね

 

その時の頭頚部の動きに着目してみてください。

 

腹筋の力を入れるときは頭頚部屈曲位、背筋に力を入れるときは頭頚部伸展位になっていませんか?

 

同様に寝返りの屈曲パターンでは頭頚部屈曲、伸展パターンでは頭頚部伸展していると思います。

 

話題を一度起き上がりに戻したいと思います。

 

起き上がりの際に主に使用する筋は腹筋群であると思います。

(あくまで主にです。僧帽筋や広背筋なども使用します。)

 

そのために寝返りの屈曲パターンを使用し腹筋群に収縮を入れながら起き上がり動作に繋げていきます。

 

寝返りの上肢リーチによる推進力を両肩が同じになるところまで行います。そこで、今まで下側の肩関節水平内転のトルクであったものを上腕骨長軸方向へと変動させます。

 

どのように変動させるかというと、前鋸筋の働き重要となります。

 

皆さん、前鋸筋をイメージしてみてください。

 

結構大きいですよね?

 

大きい筋肉は部位によって作用の方向や作用自体が違ってくることがあります。

 

上部の前鋸筋は上方へのリーチ、下部の前鋸筋は下方へのリーチへと作用します。

 

寝返りの最初のリーチは上部前鋸筋が作用し、推進力を変動させる時には下部前鋸筋が作用します。

 

推進力が上腕骨長軸方向へと変動することで急に制動されることになります。このことによりトルクが肩関節から肘関節へと移動します。このとき前腕を支持面にするため上腕三頭筋の作用により、前腕を床に押し付けることができます。

 
これらによりon eibowになります。
このとき肩甲帯の固定が必用になるため肩甲骨周囲筋の筋力が必要となります。
 
次にon handになる必要があります。
 
このときの主動作筋は上腕三頭筋です。しかし、一番重要となるのは小指球に身体重心を乗せることです。この理由には2つあり、1つ目は小指球に乗せることで筋連結から大胸筋など様々な筋の収縮を促すことができます。2つ目は、尺側主根間関節を用いることができるためです。この関節は旋回自由度を大きく持ちon handになる際にとても必要になります。
 
これで起き上がりの正常動作についてを終わりたいと思います。
 
もし、分からない点や間違ってる点があればぜひご連絡くださいキラキラ
 
今回もここまで読んでいただきありがとうございましたラブ
 
では、これでパー