1細胞とは
細胞はヒトの最小単位と言われ、60兆個あると言われています。この膨大な数を誰が数えたのかは分かりませんが、大体1kgにつき1兆個らしいです。
しかし、2013年の研究発表では37兆2000億個であったという結果がでました。
なので本来はこちらが正しいのかもしれませんが、きっと国試的には60兆個で正解なのではないかと考えています。(まだ出題されたことがないので定かではないです💦)
2動物性と植物性
細胞は動物と植物で少し構造に違いがあります。
細胞と細胞を隔てる際に細胞膜という膜があります。これは脂質二重層という構造になっています。具体的には、外側は親水性という水と相性の成分で出来ており、内側は疎水性という水と相性の悪い成分で出来ており、他の物と区別することができます。
この細胞膜は動物にも植物にも存在し、動物性細胞の一番外側に位置します。
しかし、植物性細胞の一番外側は細胞膜ではなく細胞壁が位置します。
まとめると
動物性細胞には細胞膜が一番外側に位置する。
植物性細胞には細胞膜と細胞壁が存在し、一番外側には細胞壁が位置します。
3細胞内小器官
細胞の中にはそれぞれ役割を持った器官が存在します。
具体的にはミトコンドリア、粗面小胞体、滑面小胞体、ゴルジ装置、リボソーム、リソソーム、核などがあります。
ミトコンドリア
ミトコンドリアに二重膜構造になっています。その中でも特に内側をマトリックスといいクエン酸回路(TCA回路)を行います。また、膜が折れ曲がっている構造をクリステといいます。
粗面、滑面小胞体&リボソーム
まず粗面小胞体と滑面小胞体の違いですが、小胞体にリボソームが付着しているか否かの違いです。
つまり
粗面小胞体は小胞体にリボソームが付着しています。
滑面小胞体は小胞体にリボソームが付着していません。
機能としては、粗面小胞体&リボソームは共にタンパク質を合成します。詳細は核でお話しします。
滑面小胞体は存在する位置によって役割が変化します。一番有名どころでは筋小胞体です。
ゴルジ装置
ゴルジ装置はタンパク質に飾り付け(修飾)をします。これも後に核の際にお話しします。
リソソーム
リソソームは細胞内の老廃物を加水分解する役割を担っています。
核
核は細胞内で最も重要な役割を担っており、核内には染色質や核小体があります。
染色質はDNAとタンパク質(ヒストン)からできています。
狭義での染色体とは、染色質が細胞分裂の途中に変化した形のことを指します。
DNA(デオキシリボ核酸)は二重らせん構造をしており、デオキシリボース(五炭糖)、リン酸、塩基(A-T、G-C)から構成されています。
RNA(リボ核酸)は国試的には一重らせん構造をしており、リボース、リン酸、塩基(A-U、G-C)から構成されています。
DNAから転写されたものがRNAとなります。
RNAには数種類あり、有名なものとして伝令RNA(メッセンジャーRNA、mRNA)、運搬RNA(トランスファーRNA、tRNA)、リボソームRNA (rRNA)があります。
メッセンジャーRNAは核から核膜孔を通りでて、リボソームRNAに行き、情報を伝えます。
リボソームRNAはリボソームを構成する一部であり、メッセンジャーRNAにより送られてきた情報を元にタンパク質を合成する。このことを翻訳といいます。
トランスファーRNAはタンパク質を合成する際のアミノ酸を細胞内からリボソームへ集める役割をします。
RNAによって合成されたタンパク質はゴルジ装置によって糖を付着したりします。このことを翻訳後修飾といいます。