伊藤side

伊「信じたくないけど信じるんで離して!」


私がそう言うと にっ と笑って
手を離してくれる変な案内人さん


「それならいいだろう 笑」

なんだろう。
この上から目線。


伊「んで、変な案内人さんは私に何の用でしょうか?」


ふっと笑い私に指をさし

「お前のこれからの人生を案内するんだ!」

と言った。偉そうに。


伊「…なんか、本で読んだ事あるけど私死ぬの?」


本の内容では確か…


死んだ女の子が天国に行くまでの
49日間


この世でやり残した事を3つ解決する話だった気が…



ん?って事は…


伊「もう、私死んでるの?!!」


もしそうだとしたら

隆弘や真司郎やお母さんは死んだ人間と話してた?
いや、もしかして

あの3人も死んでた?


え、私いつから?死んだ?


謎が多すぎて分からなくなる。