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年々、感じることではありますが、今年は特に変化を感じられました。
 
 
大手仲介の立ち回り・・・いわゆる「囲いこみ」が問題になり、今までのように露骨な囲いこみはなくなりました。
 

仲介手数料の低下・・・仲介手数料を値引きしたり、0円にするなどの仲介業者が増加しました。
 

情報の普及・・・エンドユーザーでも業者と同程度情報を取得できるようになりました。将来的にはREINSも使用できるようになるようです。(そもそも業者しか閲覧できないというのもおかしな話だと思います。)
 
 
代表的なところではこのようなところでしょうか。
 

消費者からすると、少しは不動産取引が透明化されまともになっ てきつつあるのではないでしょうか。
 
私、個人的には、業界のおかしなところも今となっては慣れてしまっているところもあり、おかしいことをおかしいと言うことよりもどのような立ち回りをすれば、自分に利益があるかを常日頃考えて動いてきましたので、ここらでこのような変化とともに自分自身の立ち回りや考え方も変えていかないといけないと思っている次第です。
(ダーウィンも「強い者が生き残ったわけではない。賢い者が生き残ったわけでもない。変化に対応した者が生き残ったのだ。」と言っておられます。)
 
 
例えば、大手仲介は両手にこだわるからこそ、両手になるようにまた手数料を多く払ったり相手に利益を多く与える動きをすることでWINWINの関係になれるというような考え方は、売主の不利益にもつな がりますので今後は通用しにくくなるかもしれません。
 

手数料の低下は、客付のみではなく、ソニー不動産の売却時の手数料の計算等、今後さらにすすんでいくことは目に見えています。
さらには、ソニー不動産とYAHOOとの提携により、売主自ら売価を決め、売り物件として登録できるシステム等、従来のやり方とは180°異なる自由な取引も広がっていくことかと思います。
また、一般消費者のREINS利用等も進むと、物件の紹介や売却の依頼等といった今までは不動産屋にお願いをしていたものも簡単に自ら行うこともでき、仲介業者のいる意味も薄れてきます。
必ずしもこれらのためだけの仲介手数料ではないのですが、値引き合戦がこれに輪をかけ、仲介手数料は安 くなってしまうことは防げないでしょう。

 
そこで、仲介業者として生き残るには、不動産の法律やローン、税金等の専門的な説明や契約、決済業務、資産運用としてや相続対策としての不動産活用等、高度な知識が求められるようになると思います。
 
 
これまでのような電話やメールを中心として営業活動からカギを開けて建物を見せて契約を取るといっただけの営業は近い将来、淘汰される時代が来るように思います。
こんなことは誰でもできて、そのくせ、仲介業者の手数料は、他業界の利益と比較してもかなり高かったように思います。