今回の広島のでの土砂災害。
たくさんの尊い命が亡くなってしまい、未だたくさんの方が行方不明で、さらにたくさんの方が耐え難い不安や危険、精神的・肉体的な辛さを味わってらっしゃることかと思います。
一人でも多くの人が救助され、会えなかった家族や知人などと再会して早く落ち着きを取り戻し心身ともに元気になっていただきたいです。
私も連日の報道で何度もニュースを見ていましたが、今までにも多くの災害や事件がある中でも特に胸が痛みました。
自宅で埋もれてしまった息子を呼び叫ぶ母親の声なんか・・・・・・
聞いてられませ んでしたよ。
こういう災害はきれい話や美化されて視聴者のインパクトを強めるものではないと思ってはいますが、
高校球児で活躍されていた方の県大会の記念パネルやグラブが泥まみれで写真に写っています。
なぜ本人がまだ見つからないのか。
言葉になりません。
他にも危機一髪で助かった方や一瞬の判断やほんの少しの違いで不運に会われた方。
もう想像を絶する生き地獄だったと思います。
それに今、生きて助かった方も苦しみながらとんでもない恐怖に怯えながら亡くなってしまった方も今までの人生にないぐらいの耐え難いものが怒涛のように押し寄せてきて逃げることもできなかったのだと思います。選択の 余地も判断も行動もする隙さえ与えられなかったのかと。
たくさんの人にとって一生大きな爪痕として頭から離れないのかもしれません。
本当に早く穏やかに安らかになって欲しいと心から願います。
災害に直接見舞われなかった我々は、その渦中にいないため少しは冷静に考え判断することもできます。
被災者の方はそんな風になるのは何年もかかってしまうかもしれませんしもしかするとずっとこの先もこの苦しみからも抜け出せない方もいらっしゃるかもしれません。
でも我々は自分達の立場だからこそできることをやったり。単なるニュースとしてではなくメッセージであると捉えこれを無駄にしては絶対い けないと思います。
ここから何を学べるか、どういう教訓か、今後どう変わるか考えていかねばいかないと思います。それをまわりの人や社会に還元できたら無駄ではなかったということになり犠牲になった方も少しは報われるのかなと思います。
個人的には災害に限らず思ったことは、人間誰しも滅多に起こらないこと(事件、事故、突発的な病気、災害等)は心のどこかで起こらないものだと甘えてるのかもしれません。
私がそうです。何かを選択する際に何万分の一かもしれないが最悪の事態が起こる可能性があると思い出してそれでも許容できなければ選択しないというように強い意志を持って判断をしたいです。
何も起こらないことの方が実際は多いと思います。何も起こらなかったのはラッキーで何か大事になってしまうと思っておいた方が私の性格からするといいかもしれません 。
現場の映像では新しい家もありました。
現場の多くの地域は急傾斜崩壊危険個所や山の近くなどでした。
(私の仕事のエリアにもあります。決して勧めたりせず軽く考えてはいけないと思いました。)
もしかしたらそこに最近、家を買って被災された方もいらっしゃったかもしれません。
どのようなお気持ちやお考えかは知る由もありませんが、もしその方が買う前に
「なんだか心配な立地だな。でも今まで何もなかったから大丈夫だろう。」
と思って今回、被災されていたのなら・・・・・・
後悔してもしきれないと思います。
もちろんそのようなリスクに有り余るメリットがあってのことだとは思いますが、最悪 の事態が起こった時に後悔しないようそれも覚悟で選択しているのと迷いながら選択しているのとではこういうことがあった時にいろいろと大きく違うと思いました。
極端な考えかもしれませんが、人の命がかかっていることは、とてつもなく大きなことです。
生き別れになってしまった家族、知人。
それが人生で一番つらいことのような気がします。
本当に一刻も早く皆様が苦しみや悲しみから解放されて、精神的・肉体的にも穏やかに安らかになり一日も早く喜び笑える日々が訪れることを心よりお祈りしております。
