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no title

Twitterでちまちま更新中の小説や、たまーにどうでもいいこと言い出すかもしれぬ!

そして、ここでも……

side 光啓

光「日本…上陸!」

飛行機から降りて地面に足が触れる。
小さく呟いた声は、気持ちいいくらいの青空の中に吸い込まれていった。
ごった返す人の流れに乗って、ゲートの出口まで歩いていく。

久しぶりの日本。ほんの1年前までずっとここに居たというのに、どこか異国の地のように感じる。

俺は、こう見えてれっきとした警察の人間。
日本生まれの日本育ち、完全なる日本人なのであったが、警察学校を出て数ヶ月後に刑事となって、それから半年後、急に警視庁のお偉いさんに呼び出されて、アメリカに銃の訓練を受けに行くことになった。何とも異例なことで、向こうが俺に目をつけたらしい。
また訓練かー、と思いつつ、折角のチャンスなので行くことにした。アメリカに1年。銃の訓練と並行してプロファイルも少しだけかじった。まあ、観察眼やそこらに関しては秀太の方が格上だけどな。
…あ、秀太っていうのは、俺の従兄弟の末吉秀太のこと。彼もまた警察の人間で、俺と同じく声を掛けられたのだが、『飛行機怖い、英語ムリ』と言ってアメリカへは行かなかった。
…すげー勿体無い。

光「そっか、また秀太に会えるんだ」

1年振りに会う秀太に胸を膨らませた。

光「…あいつ、元気にしてるかな」

過去のことを思いながら手続きを済ませ、完全に自由の身となった俺は、サングラスを外し、辺りを見回した。

何処もかしこも、人、人…。

光「まぁ、アメリカもこんな感じだったなぁ…大して変わんねえか」

違うのは、書いてあることの殆どが日本語だということ、纏う雰囲気くらいだ。

光「てか眩しっ」

太陽の眩しさに負け、俺はまたサングラスを付けた。

光「さーてと…浦ちゃんの所へ戻りますか…」

殆どが独り言だが、俺はそう呟いて、重たいスーツケースを引きながら歩き出した。


side 秀太

「おーい末吉ー!」

秀「はい!」

名を呼ばれ、振り返る。
バディである先輩刑事が、少し離れたところで手招きしていた。

今はとある殺人事件の聴き込み中だ。

「次の聴き込み行くぞー!」

秀「次は、○○町3丁目の……」

次の関係者の住所が書いてある手帳から視線を外し、ふと顔を上げた先。

スーツケースを引いて、帽子を被っている男…。

サングラスはしているけど、あの顔、見覚えが…もしかして…

秀「光…啓…?」

「末吉ー?どうした?」

秀「…すみません、ちょっと、先行ってて貰えますか!?すぐに追いかけますんで!」

「おい、末吉ーー」

後ろで呼ばれているのも無視して、今見かけた男の所へ走って向かった。


To be continued...