あーめんどくさい。
それが、この学校と隣の彼の第一印象だった。
私は、極力、というか出来れば人と関わりたくないし、勉強はしたいけど授業に出たくはない。という面倒な精神の持ち主なのだ(って自分で言ってしまうのもどうかと思うけど)。
本当は私だって、友達の1人2人いた方が人生楽しいことは分かっているし、普通に高校生活エンジョイしたい。
多分、私がこんな“体質“…否、“能力”を持っていなければ、さっき話しかけてくれた彼とは友達になれていた気がする。
でも、そう出来ない理由がある。
私に近づいた人は皆、この“能力”を知った途端に避け始める。
だから…初めから人とは関わらないと決め、あえて冷たい態度を取っているのだ。
直也くんが来てみろって言うから来たけど…前の学校と何が違うのか。強いて言うなら、直也くんがいるかいないかくらいしか違わない。
実「はぁ…」
疲れた。心底疲れた。人に話しかけられるってだけであんなに疲れるなんて。
ふと、さっき話しかけてくれたたらこ唇の彼の顔が頭に浮かんだ。
実「にっしー…か」
別に自分から話しはしないだろうし、彼だってこんな無愛想な転校生にこれ以上話しかけはしないだろうから…
せめて名前覚えるくらい、いいでしょう?
いい天気だし、授業は出たくない…正確には出れないので、このまま屋上で寝ることにした。
ベンチの上で目を瞑ると、何故か目の奥で彼…にっしーの顔が映って、消えた。
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すこし落描き

(6)で載せそびれた宇野ちゃん

フライパンちあちゃん

おふとぅん秀太