日曜日

東京国立博物館に行ってきました

トーハクに行ったのは

"ビジュチューンのなりきり日本美術館"

というイベントをやっていた

娘がちょうど年中さんの夏



        懐かしの写真

          ↓



かれこれ5年の歳月が流れていました💦



あの頃の記憶はすでにうっすらに

なってしまった今日この頃


あの頃の私は

娘にとにかく色んな事に興味を

持ってもらいたかったのと


私自身、詳しくはないけど美術鑑賞が

好きだったから夏休みになると

お得なパスを購入して色々なところに

出かけていました



今回来館したきっかけは

この間、すみだトリフォニーホール

に行った時に

会場に飾ってあった絵をみて娘が

「これ北斎の絵だ!」

と言い放った事でした


よく知ってるなぁと

気をよくした私は

娘に他の作品も見せてあげたい

という想いから

トーハクに葛飾北斎の

浮世絵があったという記憶を頼りに

やっと行ってきた次第ですニコニコ



浮世絵はきっと5年前も見たはずなのですが

本当うっすらの記憶口笛



そして何より本物より

"なりきりビジュチューン"の方が

インパクトが強くて

印象的で

果たしてあの有名な葛飾北斎さんの絵が

どこに展示されていたのかというのは

とても曖昧でした💧


こんなのはあったんです




こちらはしっかり覚えていたし

カメラにも残っていました



体験って記憶を強固にしてくれるので

本当に大事ですね



「富嶽三十六景」といえば

「波の絵(波間の富士)」こと

「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」と


「赤富士」こと

「凱風快晴(がいふうかいせい)」の

2図を思い浮かべる方が

多いのではないでしょうか? 


私もそのイメージでした



それで肝心の北斎さんの作品ですが

2階の浮世絵コーナーにひっそりと一枚

あったものの

思い描いていた青い富士山も赤富士も

作品がない



2周くらいしてやっと勇気を出して

館内の方にきいてみたら


所蔵はしているものの

保管のためローテーションでの

展示だそうで😱


常設ではなかったんです

完全に調査不足でした


だから特別展とかあったりするのを

すっかり忘れていました💧


お目当ての作品はなかったものの

6作品のうちのひとつはあったので

こちらを娘と再び鑑賞




作品は思っていたより

コンパクトサイズで

娘も「もっと大きいのかと思っていた」

と少し残念がっていましたが

こうやって本物に触れる事でしか

わからない事があるものだと

なんだか良い学びになった気がしました



私の中で5年前にみた展示の中で


すごく印象深かったお釈迦さまが

袖から産まれてくる場面の作品

 摩耶夫人および天人像

(まやぶにんおよびてんにんぞう)


重要文化財


をあの時の娘も気に入っていたので

個人的にはもう一度

娘にみせたかったのですが

今回は展示がなく

見る事ができませんでした



コロナ禍でなかったら

ほんと色々な所に

連れ回していたのになぁと

一番良い時期をお家で過ごすという選択を

余儀なくされてしまった代償は

大きいなと思いつつこれからできるだけ

挽回していこうと思ったのでした



余談ですが、この日トーハクでは

鳥獣戯画のミュージアムシアターを

たまたまやっており

娘がみたいというので

みてきました。

なんと最終日




鳥獣戯画は今まであのかわいいうさぎと

カエルと時々色々な動物が出てくる

お話の絵

ということしか知らなかったのですが

空想上の動物が出てくるものと

人間が出てくるものが2巻あるとのこと

4巻の物語なんですね


知らなかった知識がまた一つ増えて

なんだかとても嬉しかったです



知る事で人生が彩られる♪

そんな一日でした



上野公園の入り口の桜

きれいに咲いていました

もう春ですね🌸



*「富嶽三十六景」は

富士山を各地のあらゆる角度から

様々な表情で描きだした

46図からなる錦絵

(多色摺の木版画)


*江戸東京博物館には

全ての葛飾北斎さんの作品が

展示されていたようですが、

現在は休館中です


*両国にすみだ北斎美術館が

あるそうなので

今度行ってみたいと思います♪

https://hokusai-museum.jp/