六本木 月 月に一度のお弟子さん会 1 | ビア様の食べ遊びダイアリー

六本木 月 月に一度のお弟子さん会 1


六本木 月 1

六本木の月、こちらの店主さんとは前のお店からの長いお付き合い。ワインヲタともいうべきソムリエさんです。どんなにいろんなお店のソムリエさんに探してもらっても見つからなかったシャトーグリエの話をここでしたらなんと、ありますよってあっけなく見つかった事があります。

一昨年だったかな?お誕生日までキープしておいてもらって開けました。美味しかったなぁ〜。20年くらい前にラリアンスで開けた以来でしたもん。



料理担当は若手の男子。

L字のカウンターの他に個室が2つあるので接待にもよく使われています。

平日は2人体制でそこそこお値段もしますが(それでもこのエリアのこのクオリティを考えたら高くはないけど)、月に一度料理担当の若手さんがワンオペで超コスパのお料理の会を開いています。


ぶっちゃけ平日もお料理はこの若手さんが全て仕込みをしているのでクオリティは同格。ただ食材に雲丹とか本鮪とかの高級食材を使わずにコストダウンしているだけなので(たまにそういう食材も出ることありますけどね。)美味しさは折り紙付き。


夜で土鍋ご飯をトリュフご飯にランクアップさせても5500円でコースが頂けるのは超コスパとしか言いようがありません。



最近はグラスワイン5種類のコースも出来ました。今回はそれをつけてお願いします。


シャンパーニュでカンパーイ。




新玉ねぎと桜海老のすり流し。

徐々に混ぜながらいただきます。優しい味の新玉ねぎに濃厚な、小さいのに我が強い桜海老の香ばしさが溶け込んでいく変化を楽しめます。

多分フレンチなら新玉ねぎに生クリームなどを使って桜海老をジュレにしてクープのグラスか何かに盛り付けてパリソワール的な感じになるんでしょうね。でもこれはしっかり和食。

花紫蘇くらい散らしたらもっと華がある一皿になるかも。



前菜も凝ってますよ。

食材はすっかり春です。

菜の花とホタルイカのマリネ。ほんのり酸味のあるキャベツが美味しい。これくらいの量なら野菜だって美味しく食べれるのよねー。

菜の花の昆布〆とふぐの煮凝り。煮凝り好きと言えばミコロちゃんですね。

山ウドの土佐煮、そして最中の中身は春が味噌。


アマジョッパくてお酒が進みます。


2杯目は白。S B。


お造りは鰹、真鯛、丁寧に包丁を入れた紋甲いか。
醤油もいいけど塩とわさびが合います。
鰹にはおろし生姜が欲しいところ。



ここは焼き物が抜群に美味しい。炭の香ばしさが立っています。金目鯛。ソースはふのりのソースです。生クリームこそ使っていませんがブールブランソース仕立て。レモンではなくえっと…なんだっけ?はっさくか文旦か日本の柑橘を絞ってあります。
軽ーいフレンチのようで目先が変わって美味しい。


3杯目はちょっと樽が効いたマコン。

ミコロちゃんの好みっぽい。