暗算力は一生の宝
大人になると日常生活で何桁もの計算をする機会は少なくなります。
スマートフォンもあります。
電卓もあります。
では、
暗算力は意味がなくなるのでしょうか。
私はそうは思いません。
むしろ、
暗算力は一生の宝になると思っています。
なぜなら、
暗算は単なる計算技術ではないからです。
数字を頭の中で動かす力。
情報を整理する力。
集中して考える力。
暗算の上手な子どもたちは、
数字を見ているようで、
実は頭の中でたくさんの処理をしています。
私はこの力が、
数学だけでなく、
さまざまな学びの土台になると思っています。
実際、
買い物をするとき。
家計を考えるとき。
仕事で数字を扱うとき。
投資や資産形成を考えるとき。
大人になってからも、
数字と向き合う場面は数え切れないほどあります。
その際、6~7桁の計算を暗算でさばければ、
電卓など全く必要がありません。
それだけでなく、
「だいたいこれくらいだろう」と見積もる力。
「この数字は何かおかしい」と気づく力。
そうした力の源泉は、暗算力に他なりません。
私は、
段位そのものよりも、
その過程で身につけた暗算力の方が、
人生を長く支えてくれることもあると思っています。
だからこそ、
暗算は一生の宝です。
そして私は、
その宝を珠算だけで終わらせるのではなく、
数学やその先の学びにも生かしてほしいと思っています。
次回は、
私がなぜ「段位取得後こそ成長が始まる」と考えているのかについてお話ししたいと思います。