前回ブログの続き
しばらく穏やかな日々を送る中
議長の腕が自力で上がるようになり
朝は外に出て散歩をするようになった
「使えないのはこの腕1本だけですから」
「肋骨は?」
「全く問題ありません」
「腕も痛くないの?」
「たまにピリピリするんですけど、あぁ今神経が繋がってるんだなぁって思うと嬉しくて」
「本当?!」
「分かりません(笑)ただ体はとても調子が良いです」
驚異的な回復力は元々の肉体のお陰
いろんなことがあって鍛え上げられてきた体は議長が望んだように動いてくれてる
雨の日は
「散歩行けないなぁ」
「廊下でだるまさんが転んだやろうよ!」
天気が悪くて仕事が休みになった仲間達も集まってたから長い廊下で
「だーるーまーさーんーが転んだ!!」
タイミングに合わせて止まる動きが議長には新鮮で
「これいいですね!」
喜んでいた
たまに看護士さんも来て参加
「あれ?何しに来たのか忘れちゃった(笑)」
「遊びに来たんじゃないの?」
「違う(笑)そうだ!今日の夕方、診察ね!」
「大事なことじゃん(笑)」
「外出するわけじゃないからわざわざ言わなくてもいいかなぁと思ったんだけど。元気になってきたから怪しいなと思って(笑)そうそう、(会長)さん達、どうしたの?最近、存在消してない?」
「えーっと。期間限定で(嫁)の部下になった感じ?(笑)」
「あー。さては(嫁)さんの逆鱗に触れたのかな(笑)」
「正解(笑)でもこれでいいんだ、しばらくは。もう誰かが痛い思いするのはたくさん」
「戦わなきゃいけない世界なんでしょうね」
「黙ってても敵が来る」
「じゃあここに来た方が良いんじゃないですか?」
「なんで?」
「先生方が命は助けてくれるから」
「ここは最後の砦。そうだよな。戦わなきゃならないなら、命は落とせないか」
「私たちも気持ちは一緒に戦ってますからね!それで?犯人は捕まったんですか?」
「捕まえた」
「良かった!ちゃんと罰は与えるんですよね?!」
「(嫁)が与えた(笑)」
「やったぁ!」
「一緒に犯人を憎んでくれてありがとう(笑)」
「なんかやる気出てきました!じゃあ診察がありますから忘れないで下さいね!」
一緒に戦ってくれた看護士さん達
心強くなりました
戦いが終わらないなら戦い続けるしかない
生きてなきゃそれはできなくなる
嫁が最初から生きてるんだから大丈夫って言ってた意味がようやく分かったような気がします
そして
コンコン!と、ノックする音が聞こえ
片腕の若い衆がドアを開けると
「(助っ人の親友)さんだ!!!」
「やっぱり皆さんお揃いで(笑)あまりにも(助っ人)が帰ってこないから何かあったのかなぁと思って来てみました(笑)」
助っ人と親友はお互いをチラッと見ただけだった
きっと事情は知ってるんだよね
「(議長)さん!どうですか?」
「わざわざ?💧」
「ドライブがてら(笑)この天気じゃ海にも出れないんで。あ、そうだ。これ、お見舞いです」
珍味が次から次へと出てきた
「旨そう!!!これに白米で何日楽しめるだろう」
「食欲あるなら大丈夫だね(笑)良かった!」
更なる支えがある
助っ人はきっとこのことを議長に知ってもらいたくて親友に話しをしたんだと思う
あともう1つの理由は40年以上続く親友に個人的に会いたかったんだとも思った
助っ人の親友はこの日、我が家に泊まり
次の日、自宅にいると勘違いをして
漁に出なきゃ!と2時に起きて焦っており
助っ人が眠れないほど大爆笑してました(笑)