前回ブログの続き。
片腕を見て。
どんな立場の人なのかよく分かってる先輩は。
手術をしたのに起き上がろうとした。
「動かないで。手術が無事に成功して本当に安心しました。無理しないでしっかり直してまた元気な姿を見せて下さいね。」
先輩は何度も静かに頷いた。
兄貴の若い衆が付き添ってくれてる間にオレ達は帰宅。
風呂に入り昨夜の晩メシ食ってないことに気付き異様なほど腹が減った。
毛皮のオジサンがおにぎりを作ってくれてて。
手がデカイからおにぎりも特別デカイんだけど。
その大きさにナゼか食欲が増した(笑)
腹が満たされると眠くなる。
「今寝たら夜寝れないパターン(笑)」
「都合良く起きれないんだよな(笑)」
1歩も動きたくなくなったが。
嫁が。
「ねーねー。パパが同意書書いたってゆうことはさ、家族はいないってこと?」
「家族はいると思う。実家は中学校の真ん前だったし。でも(先輩)さん以外の家族を見たこともないし、話しを聞いたこともない。」
「じゃあ入院に必要なもの誰も用意してこないってことよね?」
「あ!そうだよな!緊急連絡先もオレだし。」
「お腹だと動けるようになるのも早いから着替えとか下着とか一式用意した方が良いかな。(先輩)さんだとサイズはLぐらいよね?」
「うん。頼んでいい?用意してあげてくれ。」
「分かった。で?結局(先輩)さんは何者なのか分からないまま?」
「分かんない💧謎のまま。」
Jが。
「誰か言ってなかった?学校終わったら実家に入ってすぐ出かけていってたって。」
「言ってたな。どこに行ってたんだろ。(先輩)さんの同級ってロクなのいなかったよな?」
「いない。見かけ倒しの奴と卑怯者しかいなかった。こーゆうのって家族に誰が知らせるもの?」
「意識があるなら本人だろ?」
「うわ言でお前の名前言っちゃってるんだぞ?」
「家族は知らないってことか。」
「これもアリ?」
「訳があるならあり得るよな?オレとJもそうじゃん?何かあって親に連絡されたらどーする?」
「暴れちゃう!」
「そーゆうことなんじゃね?」
「反抗期?」
「違うだろ(笑)オレ達と同じような理由があるんだろ。とりあえずオレらを指名したんだから家族ってことでやれることはやろう。」
「謎の男が家族(笑)」
ここからも何か話した気がするけど、眠かったので覚えてません(笑)
昼過ぎて。
起きたら外装屋の友達がいた。
「寝起きにお前の顔ってインパクトあるな(笑)」
「お前に言われたくない(笑)で?(先輩)さんはもう大丈夫なんだな?腹膜炎って聞いたけど。」
「盲腸ほったらかして悪化したらしい。」
「盲腸か。うちのじいちゃんは癌から腹膜炎になった。」
「はぁ!?癌!?」
「元々の原因はいろいろあるらしいぞ。本当に盲腸からなんだな?」
「先生言ってた💧」
「もう心配ないって言ってたんだよな?」
不安になった。
確かにもう大丈夫だって言ってた。
でもそう思いたいからオレの勝手な解釈だったらどうしよう。
Jを起こし。
「(先輩)さん、盲腸が悪化して腹膜炎だって言ってたよな💦」
「ん💧そうそう腹膜炎ってヤツ💧」
「もう大丈夫だって言ってたよな!?」
「言ってたじゃん💧うるせーな💧」
「(外装屋の友達)のじいちゃん癌から腹膜炎になったんだって💦」
「何!?💦」
なんだかとっても不安になって病院に急行した。
兄貴の若い衆と話しをしてた先輩に。
「なー!本当は思いっきりヒドイ状態なのか?!」
「なにが(笑)」
「盲腸で腹膜炎?」
「うん。」
「盲腸?」
「ん?」
「先生と話した?」
「まだ。」
本人じゃないと本当のことを言わないのかもしれない。
疑り深いオレ達はそれ以上聞いてはいけない気がして病室を出た。
病院に来ることはケガの見舞いの方がえ圧倒的に多いオレ達は。
オロオロするしかできなかった。