会長が帰って。
静かな日々になってしまったなぁと思っていたら。
「なー！いいこと思い付いたんだよ！(長男)の成人の集い？その時に単車だそうぜ！」
と、屋根屋の友達が張り切って言った。
「あのな？今、令和だぞ？そしてオレらいくつだよ(笑)昭和の旧車出してブンブンやってたら笑い者だぞ？」
「祝いたいんだもん！！」
「おめでとうって言葉だけにしてくれ(笑)」
「そぉか？名案だと思ったんだけどな💧言葉だけじゃ物足りないよな💧」
「十分です(笑)」
11月ぐらいまでは気温が高かったから、単車の季節だった。
風も気持ちが良いし、気分も良い。
でもだからって成人式に乗らなくてもね(笑)
長男の成人式。
袴ではなくスーツ。
超がつくほど真面目な子。
オレ達の成人式が異常だっただけ。
18歳から成人って言われてもピンとこなかったけど。
20歳になると大人になったんだなって実感した。
20歳の誕生日に酒を飲んでみたいって言ったから、缶チューハイに更にレモン絞って炭酸水で薄めて飲ませてみた。
「うわ💦変な味する💦」
飲んでみたらレモンソーダなのに。
変な味らしい。
じゃあ無難にビールか？と思って飲ませたら。
「CMだと美味しそうなのに💦」
これもダメ。
じゃあワインか？
「葡萄の味しない💦」
こうなったらシャンパン？
「これってお酒の味？💧なんか違う💧」
で、結局。
「美味しい(笑)僕はこれが１番好き！」
こどもビール(笑)
舐めた程度なのに。
何だか眠いと言い出し爆睡。
「大酒飲み同士の子供なのにアルコールがダメ。ウケるな(笑)」
アルコールの強さと好みは遺伝しないらしいです。
成人の集いに着ていくスーツが出来上がり着させてみたときはジーンとした。
長男が産まれて20年。
こんなに立派に育ってくれたのかと感無量だった。
片腕のお母さんのところに遊びに行った時に。
長男が20歳になったことを話したら。
「無事に20歳になって。本当におめでとう。(長男)君は長男だから親もお父さんお母さんになって20年経つのよね。」
親になって20年。
染みた。
長男はまだ学生。
オレはどんなに優しく説明されても理解できることはナイような難しい勉強をしてる。
卒業したらいよいよ社会人。
あっという間なんだろうな。
我が子でも尊敬できることが多くて。
羨ましい存在です。
反抗期もなかった。
嫌なことも不満も何もナイと本人は言ってた。
ちなみに次男は若干の反抗期。
口調が雑な程度だけど(笑)
子供が反抗期になったら！と、待ち構えてたけど。
全然出番なかった(笑)