前回ブログの続き。
兄貴に電話した。
「もう着いた?ちゃんと情報キャッチして偉いな。」
「お前はさ💧先に知ってたクセにまた俺に連絡忘れただろ💧」
「怒ってはいないんだよな?」
「怒る気力がナイの💦」
「最新情報あげる。」
「何?」
「(助っ人)さんの手術が始まった。」
「今?ケガ、ヒドイんだろ?!わざわざ(外科医)先生のところに行くってことはさ。」
「検査して分かったんだけど、ヒドイことは。でもさ、痛いとも何にも言わないでずーっとニコニコしてて。夜中、痛みを耐えきれなくてもがいてたって若い衆には大丈夫だって言ってたんだって。」
「なんか💧(助っ人)さんらしいって言えばそれまでだけど。俺達じゃ耐えられねーよな。」
「だよな?兄貴なんか筋肉痛で半べそかきながら病院に担がれて行ったんだもんな。」
「痛かったんだよ💧眠れなかったしさ💧」
「筋肉痛って辛いよな(笑)今(助っ人の若い衆)さん達の治療も始まったとこ。ガラスで切った程度って聞いてたけど。想像以上すぎて。しかも傷口ズレまくってるし💧」
「なんだよそれ💦本当に医者がやったのか?!」
「ガラスも入ったままな。」
「本当ヤダなそーゆうの💦医者が患者選ぶとかウンザリする💧」
「それでも、こんな扱いしかされたことないからって笑ってたよ。」
「そうかもしれないけどさ💧これ、命に関わってたらどーすんだよ💦」
「命に関わってたらな。(助っ人)さんなんて頭の中でまだ出血してるんだ。中で血が固まったら後遺症とか残るんじゃん?」
「はぁ!?どこの病院だ!」
「兄貴?余計なことはしないでくれよ?兄貴のやることは瓦礫の撤去。手伝い。言われないことはしないように。あ、あと(毛皮のオジサン)さんの見張りね?」
「なんで?」
「妙に静かに片付けやってるんだって。」
「ウソ💦(ナンバー2)さんなんて大興奮だったぞ?💧」
「な?嫌な予感するじゃん?(片腕)さんも警戒してるから帰ってこないんじゃないかって。もし不審な行動したり、単独でいなくなろうとしたら止めて?」
「分かった。何十人で行けば止まるんだろ。」
「総動員しかない。とにかく人を呼べ。兄貴は死ぬ気で止めて?もしケガしても(外科医)先生いるし。」
「うん💧」
「あ、そうだ。これも特別情報ね?」
「何?何?」
「(セキュリティ屋の友達)がヤラシイ場所にカメラを設置してくれてたお陰で犯人バッチリ映ってたって。」
「マジ!?どこの誰?」
「心当たりはあるみたい。ナンバーと顔を一致させたら捕まえるって。まぁ、どっかに隠れてるかもな。」
「俺って凄く良いタイミングで向かってる?」
「そうだな(笑)役に立てるじゃん(笑)」
「良かった!」
「ちなみに(助っ人)さん坊主になっちゃうんだ。」
「えーーー💦もうアレだな!犯人もとりあえず丸刈り!」
「中学生みたいなことすんなよ(笑)あと、兄貴は優しくて、熱い人だって(助っ人の若い衆)さんが褒めてたよ。信頼回復してるのに、一生懸命頑張ってるって。」
「ウソ(笑)本当か?(笑)」
「なんでそんなに単純なんだろうな(笑)でも本当だよ。代わりにお礼言っといたから。それで連絡しなかったこと帳消しな?」
「しょーがねーな、今回は許してやるよ(笑)」
兄貴はアホなぐらいの単純さです。
でも自分の失敗を自分で取り返す根性のある人間です。
任務を与えたが。
毛皮のオジサンのことは心配なので嫁に電話してもらうことにします。
問題は起こせない。
なんとしても回避したいから。