今日の朝。
ニュースで会見は結婚の報告のみって報道がされてた。
嫁はなんて言うんだろうと思って顔を見ていたら。
ジーッと聞いてノーコメント(笑)
「なー。どう思ってんの?」
聞いてみたところ。
「結局、最後まで思い通りになったじゃない。」
顔が怖かった💦
ショックな言葉があったから。
質疑応答は取り止め。
ショックだから。
病気だから。
避けます。
あ。
本当だ。
Jと運転手はこの件にもう興味もなく。
「晴れたなー!今日は何する?」
「パン屋行きたい!」
「行こぜ!久しぶりだな!」
と言うことで嫁がオーナーになる予定のパン屋へGO!!
今日、事務所に戻る元若い衆。
みんなにお土産で買って行こうってことになったが。
「買い占める感じになってしまいますよね。申し訳ないな💧どうしましょう。」
人数が人数なので大量買いすることになる。
おじさんが。
「いーよ!いーよ!10時にまた焼き上がるから!」
言ってくれた。
嫁がパン屋を買い取る予定は延期しています。
跡継ぎがいなくて店を閉めようとしていたおじさんとおばさんが楽しそうに働いてるのを見て、まだいいやって。
売上が上がってるんだよね。
今までも人気だったんだけど、更に上がってて。
だから今なら利益が丸々おじさん達に入る。
嫁はそーゆうことまで考える人だから。
早めに引退して夫婦水入らずで旅行したいって言ってたんだけど。
外壁屋の後輩の奥さんが弟子入りしてから、仕事が楽しくて仕方ないって言ってる。
楽しく働けるなんて1番幸せ。
だからこの場所と環境を変えないでいます。
その嫁は。
「待って💦待って💦(元若い衆)はいくつクリームパン買う気?💦」
「若い衆の分なので40ぐらいになりますよね。」
「なくなっちゃう💦」
「だから言ったじゃないですか💧」
「おじさん!クリームパンも10時にできるの?」
「うん(笑)心配しないで(笑)毎回売り切れで買えない人が多くて、今は1日2回焼いてるんだよ。」
「あーよかった💧」
「ありがとうね。このクリームパンをこんなに好きになってくれて。」
「そんなこと言われたら泣いちゃう💧このクリームパンに私はどれだけ救われたか。」
「救われた?!」
「美味しいから絶やしたくないだけじゃないのよ?」
「そうだったの?!」
「結婚して、何にも分からないこの街に来て。知り合いもいなかったし、今みたいにどこに何があるかネットで調べられなかった。仕事が休みになるとあちこち走って見て場所を覚えて。私も人間だから、いつも前向きな訳じゃない。その中でたまにウチの方向が分からなくなることがあってね。泣きたくなることもあったの。」
「(嫁)さんがそんな風に過ごしていたなんて。そうだね。結婚ってそーゆうことだよね。」
「そんな時にこの道を通ったのよ。駅に出る為に。駅からなら帰る方向分かると思ってね。そしたら駐車場の車から急いでここに入る人がいて。見たらパン屋さんで。私も行ってみようと思った。クリームパンが置いてあったのはこっちだったのよ。横に完売のポップが挟んであって。今買わなきゃ売り切れちゃうんだと思って買った。クリームだから甘いのに、私買ったのよ。」
「どうだった?初めてのうちのクリームパンは。」
「優しい味で、大丈夫だよって言われてるような気持ちになった。なんだか1人で頑張っちゃってたことがバカらしくなって(笑)焦りも不安もなくなった。」
「良かった。このクリームを作ることができて。」
おばさんが。
「(嫁)ちゃんの気持ちが分かる。嫁いだ時は新婚だから気持ちが上向きなんだけど、生活って孤独なのよね。私もお店に出るようになるまでは少しのことでどうしようって思ってたな。そっか。このクリームパンだったのね、縁をつないでくれたのは。」
おじさんは改めて言った。
「結婚って、女の人の方が大変だな。こうやって俺のやりたいことに巻き込まれて。毎日毎日働いて。申し訳ないんだか、ありがたいんだか、なんて言ったら良いか分からない。でも間違いなく母ちゃんいなかったら、この店はとっくにダメになってた。それを何十年って経ってから気付いたんだよ。」
「おじさんが気付くことでおばさんは報われるのよ。毎日頑張ってくれたことをちゃんと見ていてくれたんだから。まだあとひと踏ん張り!宜しくね!」
ここのクリームパンに惚れたから。
だからこのパン屋が閉店したら困る。
この味を継承するために、外壁屋の後輩の奥さんまで弟子入りさせて凄い熱量だなと思ってたけど。
単に美味しいからだけじゃなかったなんて初めて聞いた。
孤独や不安と戦いながらの新婚生活。
嫁は1人で頑張っていたんだ。
知らなかった。
なんだかみんなでジーンとしちゃって。
嫁の人生の重さは思ってるより遥かに重かったんだと思い知らされた。
結婚は好きなだけじゃダメ。
20年経って責任の重さを改めて思いました。