前回ブログの続き。
片腕の事務所で飲んでて。
ガタン!バタン!凄い音が聞こえた。
片腕の側近が。
「また始まったか。うちには猛獣がいて毎日扱いに困ってるんですよ(笑)」
「もしかして(片腕の運転手)?」
「はい。1度火がつくとダメなんですよね。こっちの提案は全て却下。(運転手)の要求は(兄貴の元親友)に会わせろ。平行線です。」
「なんか言われたんだろ?」
「そうみたいなんですけど、中身を言わないんで要求は飲まないことにしてるんです。ドアを鍵ごとふっ飛ばすもんだから、今は鉄のドアです(笑)外の情報全く入れてないんで今何月何日なのかも分からないでいますよ。」
何かをドン、ドン、叩く音が続いた。
「(運転手)に会ったらマズイ?」
「柵越しなら。でも凄い顔してますよ?」
「(運転手)には謝らなきゃ。会わせてもらえるかな。」
「謝らなくても。どうぞ、2階の奥にいますから。」
何人かと2階に行った。
まるで留置所。
トイレとシャワーはあった。
床に寝転手を上げて拳を見つめてた。
すっかりやつれて、怒りが滲み出たような人相になってた。
「(運転手)、骨砕けるぞ。」
「(オレ)さん!!」
「手、大事にしないと。痛くないか?」
「俺なんか痛くてもどうでも良いんです。」
「そんなこと言ったら(嫁)に怒られるぞ?」
「(嫁)、いるんですか?!」
「いない。今日は、兄貴に全部話してきたよ。絶縁だって。」
「ウソだ!そんなこと言う訳ない!!」
「本当なんだよ。二度と関わるなって言われちゃった。」
柵の隙間から手が伸びてきて。
オレの顔に当てた。
「望んでないことって起きますよね。辛かったでしょ。」
「ありがとう。もう何をどうしたら良いのか分かんないよ。(運転手)はここから出れないし。でもその原因はオレが作ったんだよな。(兄貴の元親友)達に会わせなければ。」
「違う!これは別件です!」
「(嫁)のことなんて言ってたんだ?」
「言えません💧」
「どうせバカにしたようなこと言ったんだろ。」
「俺は(嫁)の親友だから許せないんです!」
「じゃあオレも旦那だから許せない。だから教えてみ?」
「でも言えない💧」
その時。
オレのスマホが鳴り。
下の事務所にいる設備屋の友達からだった。
「どーした?」
「出た💦いや、来た💦オバケ!!」
「は?」
「違った💦犬のお巡りさんだよ💦」
「何のことだよ💦」
「串持ってそっち行ったぞ!!」
全く意味が分かりませんでした。
だが。
聞き覚えのある靴音がコツコツ響き。
迷子の迷子の子猫ちゃん~あなたのおうちはどこですか~
え!!と思ったら。
一緒に来た外装屋の友達が
「おい💦(嫁)ちゃん💦」
怖いよ?
片手に焼き鳥。
片手に愛犬。
異様なオーラを放って、ゆっくり歌を唄いながら向かってきた。
犬のおまわりさんが恐怖の歌のように聞こえたのは後にも先にもあの時だけだと思う。
悪いことはしてないはずなのに。
その場にいた全員が怯えた。