あの人がいたから。 | らむねの平和な三角関係ブログ

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手立てのない近所のM親子。こんな親が世の中にいるのか!ってほどのことが起きてる全記録&俺達夫婦と同居人でもあり俺の親友でもあるJとの平和な三角関係や仲間とのことなど。日常の全てが詰まったブログ。ちなみにコメントを頂いても対応しません(笑)悪気はありません(笑)

前回ブログ後。


会長の側近がしみじみと。

「(嫁の元カレ)さんに再会できた気分が抜けきれません。なんかふと外を見たらいらっしゃるんじゃないかと思ってしまいます。」

「前にもあったんだけど。やたら人間が好きなトンボが来たり、クロアゲハが蝶々らしくない動きしたり。」


「(元カレ)さんの話しをしていた時ですか?」

「そう。(片腕の側近)さんがそれを聞いて来て、トンボを庭に座って待ってたっけな。」


「トンボ来ました?」

「来た。(片腕の側近)さん泣いて手に乗せてた。虫嫌いな(嫁)がトンボも蝶も怖がらなくて。後にも先にもあの時だけ。」


「会いたいです、俺も。」

「何か深い思い出があるの?」


「あるんです。あの言葉がなかったら俺はここにはいません。」

「ウソ!!」


「大昔ですけどね。まだ20代前半ですよ。会長の親父さんもご存命でした。たまたま(元カレ)さんの事務所に向かうのに運転手が足りなくなって。俺なんて大勢の中の片隅にいるかいないかの存在だったんですけど、運転手として同行させてもらえることになったんです。ぶつけないようにって緊張して、着いたらクタクタ(笑)運転手なんで外で待っていたんですけど。」

「みんなで中に入らないんだもんな。」


「下っ端は外ですね。それが当たり前ですから。皆さんが外に出てきて。(元カレ)さんを間近で初めて見て。なんて言うんでしょうね、あんなオーラを放つ人がいるのかと思いました。」

「分かる。あ、勝てないって思うもんな(笑)」


「神様を背負ってるような。実はその時に俺は必要なのかとか、本当に悩んでた時期だったんです。有能な人は周りに余るほどいて。何も貢献できてなくて。俺のこと知らない人がいるんじゃないかって思うぐらい別世界を毎日見ていて。」

「親父さんも会長だったからな。1度そう思うと止まらなくなりそう。」


「そうなんです。きっとあの時、俺がいなくなっても痛くも痒くもなかったんでしょうけど。今の位置をどう受け入れれば良いのか。このまま30、40と年を重ねて行っても同じように名もなき存在なんじゃないかって、結構思い詰めてしまってたんです。だから運転手として同行できたことが最初で最後の仕事みたいに思っていたんです。」

「じゃあもう本当にギリギリだったってこと?」


「運転手の任務がなかったら。」

「マジか。」


「そんな俺を(元カレ)さんが見て、歩いて来るんです。だから外に出て頭下げなきゃと思って。通りすぎるものだと思っていたら足が止まってるんです。なにか失礼なことしたかなって(笑)息が苦しくなっちゃって。腹を決めて顔を上げたら、名前は?って(笑)」

「神様に聞かれちゃったんだ(笑)」


「自分の名前、一瞬飛びました(笑)何とか頑張っても蚊の鳴くような声しかでなくてね(笑)しかも目力強すぎて目を反らせなくて、完全に俺の中では時が止まってました。(元カレ)さん、会長の親父さんに、こんなに良い若い衆隠してたの?って。」

「痺れるな。」


「この子、連れて歩いたら会長(親父さん)の次の代の未来まで開ける気がするんだけどって。こんなところで待たせておくのもったいないよって言って下さったら、親父さん、俺の所に来て明日から(会長)の傍から離れるなって。」

「ウソ!!」


「大出世(笑)会長もすぐ、じゃあ世話役で部屋に来いって。気絶するかと思いましたよ(笑)偶然がなかったら俺は皆さんに会えてません。」

「鳥肌立った。やっぱり神様だったか。分かってたのかな。」


「だから会長に就任する時に(元カレ)さんの言った通りになったと思ったらグッときましたね。」

「良い話し。これをどっかで(元カレ)さんが聞いててほしいって思っちゃうな。」


「それから毎日、会長と離れたことはありません。あ、そうだ。ちなみにその日、(嫁)さん(片腕)さんに怒られてましたよ(笑)」

嫁にも心当たりがあったらしく。

「もしかして💧お蕎麦屋さんに行く前?💧」


「そう!そうです!みんなで蕎麦屋に!」

「やっぱり💧私は行かないって言ったのに💧行かなきゃダメって(片腕)が言って💧渋々外に出たら今度はなんで部屋着にサンダルなんだ!ってダメ出しされて💧」


「その後ダッシュでいなくなりましたよね(笑)俺は衝撃的だったのに、皆さん笑ってました。」

「そうよ💧おじいちゃん(会長の親父)から電話があって戻ってきたのよ💧」


「なんて言われたんですか?」

会長が。

「蕎麦が嫌なら(嫁)さんの好きなようにするから(笑)」


「甘い(笑)」

「(片腕)の気分悪そうな顔が面白かったな(笑)結局、蕎麦屋に行って(嫁)さんは親父の隣に避難(笑)」


「だっておじいちゃんは私の味方だもん💧みんな右にならえでお蕎麦頼んでも私の親子丼許してくれたし。おじいちゃんカツ丼食べてたし。」

「(元カレ)さんになんて言われたか覚えてますか?」


「なんだっけ💧」

「今日から代わりに親分になってくれって(笑)」


「言ってた💧言ってた💧そうなったら毎日(片腕)と抗争よ?どっちにつくの?って聞いたわよ💧」

「即答してましたね。(嫁)さんを敵に回すのだけは嫌だと(笑)」


「私を何だと思ってたのかしらね💧」


今があるのはあの人がいたから。

そう思える人がいるって幸せだと思う。


ちなみに嫁は夜に向けてなのか。

「晩メシ多くね?!」

「食べないと!!」


凄い量を作ってしまいました(笑)