嫁は気になってたことを教えてくれた。
「あのオジサン(ナンバー2)の腕についてるのなぁに?」
「時計。見せてもらってごらん?」
ナンバー2の方から近寄ってくれて。
「(嫁)さん、どうぞ?」
「キラキラしてる💧」
「ダイヤモンド、サファイア、エメラルド。宝石です。」
「ダイヤモンド?!💦お姫様が持ってるヤツ💦」
「お姫様じゃなくても持ってます(笑)宝石は好きですか?」
「キレイだと思う。宝石って何からできてるの?」
「石なんですよ。」
「ウソ💦」
「本当です(笑)外国に宝石が出る場所があって、石を割ると中に入ってるんですよ。」
「本当?💧」
「疑いますか(笑)でも本当なんです。運が良いと大きくてキレイな宝石が入ってて、それをキレイにしてこーゆう宝石になるんです。」
「オジサンも行ったことある?外国に。」
「ありますよ?ハワイとイタリアとフランスと。香港にも行きました。」
「外国ってどんなところ?」
「見たことのない景色や建物があります。食べ物も国によって違います。あ、写真があったような。」
「コレ空!?こんな色、初めて見た!屋根もキレイ!外国って凄い!」
「(嫁)さん、今度外国に行きましょう。お父さんも一緒に。」
「外国に!?お父さんも一緒?!」
「(嫁)さんにはたくさん見て欲しい場所があります。日本にいなくてはならない訳ではありません。行きたいところへ、行きたい人と行きましょう。オジサンはね、何でも叶えてあげたいんですよ。」
「オジサン、優しい。」
「ここにいるみんな、優しいです。」
ナンバー2は涙をこらえ言ってくれました。
娘さんがいるから重ねたのかな。
小さな子が苦しんで生きてた事実を突き付けられたら、親としては辛い。
片腕が
「(嫁)さん、自分も一緒に外国に行っても良いですか?」
「うん!」
「(運転手)も連れて(嫁の親友)さんも一緒に行きますか。(嫁)さんの大切な人、みんなで。」
「みんなで行きたい!ねぇ外国ってどうやって行くの?」
「飛行機です。」
「飛行機!?💦空飛ぶんだよ!?」
「飛ばないと行けませんよ(笑)あ、どこにあるか見てみますか。」
片腕は地球儀を持ってきた。
「ここに世界の国が全部あります。ここが日本です。」
「小さい!こんなに小さいの?!」
「そうです。周りは海です。こんなに小さな国に住んでいるんですよ。ここから飛行機でずーっと行くとハワイ。」
「もっと小さい!」
「そしてここがイタリア。さっき見たキレイな空はここから見える空です。」
「船は?ここをずーっと行けないの?」
「何日もかかりますよ?」
「え💧」
「飛行機なら1日かからないぐらい。」
「早いんだ💧」
「飛行機でご飯も食べられますし、ジュースも飲めますよ?」
「空飛んでるのに!?」
「飛びながらのジュースです(笑)」
「どうなっちゃうんだろ💧ちょっと怖い💧」
「大丈夫ですよ(笑)。」
嫁は地球儀をクルクル回しながら。
初めて見た世界の国を1つ1つ指で辿って読んでた。
カタカナはゆっくり。
漢字は読んでもらい。
世界は広い。
目をキラキラさせて見ていた。