屋根屋の友達からテレビ電話があった。
しかも屋根の上から(笑)
「ソレ、わざと外の背景か?(笑)」
「コロナがいない屋根(笑)あのさー、もう自粛終わりで良いんじゃねーか?誰も具合悪くもならねーし。(オレ)決めてよ、そろそろ。毎週(オレ)の所に行ってたから自分の家にいても落ち着かねーんだよ💧」
「慣れろよ(笑)」
「無理💧(奥さん)もさ、週末に俺が家にいるもんだから、昼メシ前にため息つくし💧しかもバカ娘もいるじゃん?俺が自分の部屋にいても、家の中にいること忘れられちゃうし💧たまーに俺の唯一の味方の(長男)が帰ってくるんだけど、女と一緒に住んでるからすぐ帰っちゃうし💧」
「あるじゃん、居場所。」
「どこ💧」
「屋根(笑)」
「確かに落ち着くんだよ💧でも屋根に屋根はナイんだぞ!?」
「傘させば?」
「テント張るかな💧そうじゃなくて💦そろそろ解除しよーよ💦」
「オレは総理じゃないぞ?緊急事態宣言出してもいないし。」
「今、会長さん来てるんだろ?(片腕)さんもいるだろ?でさ、そこに2、3人プラスしてみない?」
「じゃあ(大工の後輩)と(建具屋の友達)と(友達)かな。」
「俺を入れろよ!!💦段階的解除を要請してんの!1番に俺入れて!!」
「つーかさ。なんで会長来てること知ってんの?」
「(友達)から聞いた。みーんな知ってるよ。」
「そうか(笑)」
「話しを反らすな💦マスクしてみんなでちょこっと話しするぐらい良いんじゃないのか!?」
「来なよ。雨降ってくるぞ?今度は入院して会えなくなるからな?(笑)」
「来なよって💧あっさり言われると考えちゃうよな💧」
「屋根から降りてもう1回考えて?(笑)」
30分後。
再び電話がかかってきて。
「今度は車の中か(笑)」
「(オレ)総理💧帰って考えてからまた連絡する💧」
「どーしたんだよ(笑)」
「(奥さん)と(長男)に相談してみる💧だってさ、考えれば考えるほど答えが出ないんだもん💧」
「いつも正しい判断できてるのに?」
「今回ばかりはもしものことがあったら責任持てないなと思って💧」
「それが思いやりってもんだろ。オレもどうなったら良いとか判断なんかできねーよ。(片腕)さんも会長も巣籠もりしてたからここにいるけど、ウチに来て仮にちょこっとコンビニ行った時にって考えたら、やっぱりどこにも行けないし。」
「巣籠もりしてんの?!」
「当たり前だろ?でも生身の人間と会えるって、やっぱり違うよな。」
「(オレ)がそこまで考えてるなら、俺ももっと考えなきゃな。なんか会えないってなると無性に会いたくなるじゃん?先月会った時に離れて喋っただけでも気分が違った。」
「(屋根屋の友達)だけじゃない。オレも(庭師の後輩)らも会ったけど、やっぱり毎日熱測ったりして気になってた。気になることがある以上、今はまだって思ってた方が良いのかなって思ったり。オレだってみんなに会いたいよ。」
「俺も会いたい。Jは?」
「毎日、前向き。みんなから同じように電話があるとさ、オレ達の絆があるから、みんなで我慢できるんじゃん?って励ましたりして。テレビ電話があって顔見れるだけでもマシじゃん!なんてさ。」
「Jらしいよな。いるの?」
もちろん声は聞こえてたから画面を向けると。
「オレも会いたいぜベイビー(笑)」
「Jー!!」
「会いたくなったら来い!気になるなら来るな!(笑)こんなコロナごときでオレらが変わる訳ないけど、もし来る時は全身に除菌スプレー振りかけてやるからな!(笑)」
普段、仲間を支えしっかり者の仲間に限ってメンタルやられてる気がする。
コロナという目に見えぬ敵。
狂わされることは多々あったけど。
コロナのせいにしても何にもならない。
オレ達はみんなで前を向いて支え合って行きたい。