今日は奥さんの実家に呼ばれ行った。
3時間ぐらいして、夫婦共にしんみりした顔して帰ってきたんだ。
「(友達の奥さん)の親父に怒られたのか?」
「親ってスゲーよな。」
「何が?」
「家があちこちダメになったのは話してあったことだけど。仲間らに頼るんじゃねーって。」
「なんで!?いーじゃん、オレ達は好きで関わってるんだから。」
「分かってる。でもそうじゃないんだ。(奥さん)の親父が、仲間らに頼る前に親に頼って欲しかったって。親子なんだから。困った時ぐらい助けてやりたいって思うのが親だろ?って言われちゃったよ。」
「良い親だな。やっぱり心配だったんだよな。」
「俺らは結婚したから、自分達だけで生きてるって思っちゃってた。結婚するときも、あの頃の半端な俺に親父は大事な娘託した訳じゃなくてさ。牙向きだしの俺に(奥さん)が連れて行かれちゃったみたいなもんじゃん?それからだって大したことしてやれてないのに。こんな時に親が手を貸せないのは虚しいもんなんだって言われたら申し訳なくて。」
奥さんが
「(屋根屋の友達)のことをお父さんもお母さんも憎んでた訳じゃないの。親って子供が幸せなのかぐらい分かるでしょ?私も好きなときに実家に帰れたし。旅行とかも(屋根屋の友達)はいーよ、いーよっていつでも行かせてくれた。私が実家に帰る度、(屋根屋の友達)は元気なのか?って聞いてた。」
「有言実行。(屋根屋の友達)が(奥さん)のこと幸せにするって言ったこと守ったから信用してくれたんだろ。」
「照れくさいよね。でもどうしよう。」
「何が?」
「少しは頼った方が良いのかなって。私達、親にだけは世話にならないようにしてきたから。みんなからのお見舞いもあるし、金銭的なことは心配なくなったけど。」
「例えばさ、(娘)が同じ目に遭ったらどおだ?自分達だけでできるし、仲間らもいるから大丈夫!って言われたら。」
「淋しいね。私達もいるのにって思っちゃう。」
「じゃあ、少しだけ援助してくれない?って言われたら?」
「もちろんするよ!出せるだけ出すし。」
「(奥さん)がそう思うってことは、親父さん達も同じ想いなんだろうな。」
「そおかな。」
「親子って似るから。親達が(奥さん)を想うように、(奥さん)も(娘)を想って。金でも何でも、足りてても頼れば?後でありがとう!って返せば良いんだし。こーゆうことも親孝行だと思うけどな。」
「そっか。親子だから考え一緒なんだよね。今、ハッとした(笑)私、お父さんと同じこと言ってたもん。娘の為ならいくらでも出すんだ!って(笑)似ちゃうんだね。」
自分達でどうにかできても、頼ることにした屋根屋の友達夫婦。
親子は永遠にその関係が変わらないんだね。
想い合ってる間は。
縁が途切れない限り。
しかし。
その会話を口をポカンと開けて見てた1名。
親子は似る?
親父さんは心配してる?
そうなの?
親子ってそうなるの?!
そんな顔して目を丸くしてる嫁。
親子ってどうすれば良いの?
それが嫁の謎。
だから不思議でたまらないんだと思います(笑)