嫁とJが帰ってきた。
「時間短いと思うと無駄な動きしないから、仕事がはかどった!」
「はかどったけど、Jが超ウルサイの💧今何時だぞ!!ってマメに言って💧」
今日も変わらず賑やかに仕事をしてきたようです。
朝、嫁の姉ちゃんの旦那に連絡して。
明日の9時に時間空けてくれることを伝えた。
「そうなんだ。分かった。」
嫁はもう引き下がることはできないんだって顔をした。
嫁は久々の昼寝。
いつもは30分だけど。
2時間近く爆睡してます。
Jが
「コイツ(嫁)の昼寝してるとこ見てると、日常に戻ったなって感じしない?」
「する。普通だなって。」
「今日は現場で異様なほどの集中力だったぞ。うちの従業員に見習ってほしいと思ったもん。とてもこれから茨の道に行くとは思えないぐらい。」
「その方が気が楽だったのかな。」
「多分そうだろうな。切り替えてなきゃやってらんないだろ。好きで進むわけじゃないんだし。」
「明日、大丈夫かな。」
「慣らしたいんだろ。いきなりババア(嫁の母親)とか、いきなり親父じゃ自分が無理だから。姉ちゃんに会うのも難しいと思ったと思うし。消去法で(姉ちゃんの旦那)。」
「思ったこと話せるといいけど。」
「とりあえず病院には連絡して、先生には話しておいた方がいいな。あのさー、お前怖くないの?」
「怖い。」
「オレも。」
「怖いけど、3人一緒だから進めるんだなとも思う。」
「それもそうだな。コイツはもっと怖いだろうし。」
「とにかく(嫁)の体、最優先にしよ。少しでもおかしいなと思ったら止めないと。」
「どんなことになるんだろうな。予想外のことが起きるかもしれないし、あっさりババアが離婚に応じて終わるのかもしれないし。」
「まぁあの母親じゃあっさりの方が怖いよな。」
「なぁ。時間が止まって1つだけ許されるとしたらババアに何する?」
「そーだな。今までの悪事を紙にデカく書いて体に貼り付けて全国放送する(笑)Jは?」
「オレは得意の橋に逆さ吊り(笑)」
「全裸?」
「さすがにババアの全裸は勘弁だな(笑)」
今だけは笑っていられる。
だからいつも通りバカなこと言って。
楽しいことだけ考えて過ごしたい。
明日からは茨の道。
どんな結果になっても。
スタートもゴールも3人でするよ。
嫁を守れるのはオレ達しかいない。
嫁が守りたいと思う人がいればオレ達が守る。
Jとならできると、オレは信じてるから。