「方法」と「手段」の違いがわからなくなった。いろいろ調べてみると「方法」の方が範囲が広い概念だとか、英語の"with"と"by"の使い分けに言及するものがあり、結論はでていないようだ。それでちょっと考えてみた。言葉の距離感から言えば、「方法論」はあっても「手段論」はないので、方法の方が距離感がある。つまり抽象的な概念ともいえる。
たとえばいわゆる5W1Hなども、いつ(when)どこで(where)だれが(who)なぜ(why)なにを(what)どうして(how)どうなったと展開するが、日本的に(東洋的に)考えれば原因(どうしたら・cause)と結果(どうなった・result)の関係がはっきりしないと文章にならないだろう。それほどに因果律というのは我々の生活や文化に根付いたものだ。このように因果律を考慮すると、「方法」というのは目的に対して結果のわからないものも含めた概念で、「手段」というのは結果が確定的な概念だと理解できる。このことから、方法は「求めることができる」、手段は「極めることができる」のだ。
オリジナルな文章というのはただ文脈を持って来て言葉の一部を入れ替えることでは実現できない。それはオリジナルな理解、オリジナルな分析、オリジナルな表現を必要とする。このことはブログを書く時に、頭のどこかに置いておきたい。