dose-dense EC_抗がん剤治療 | ワーママだったけど、乳がん治療中

ワーママだったけど、乳がん治療中

自然妊娠で、46歳と11か月で高齢出産し、旦那、息子をほったらかしにして海外出張に行っていたら、コロナでStay in Japan . そんな時、61歳で乳がん発覚、
ステージ2A、ホルモン受容体陽性、Ki67は50%、悪性度2.


インドネシアの友人に

バッタリ、

帰省した札幌の

アウトレットで出会った


第2章 ddEC —— 二週間ごとの波


二週間おきにやってくる強い波。

赤い薬、エピルビシンが

血管を流れ、

がん細胞の設計図に割り込む。


透明なシクロホスファミドは、

その設計図そのものを

直接傷つける。


この波は容赦がなかった。

通常の三週間ペースよりも

間隔を詰めることで、

がん細胞が息をつく暇を

与えなかった。


けれど、

それは私の体にも同じこと。


白血球が減り、

力が抜け、

食欲も遠のく。


短期決戦——およそ8週間。

終えたとき、

私は何かを削り、

同時に何かを得た。