彼方のほんの出来心で嵐さん妄想小説(BL) -3ページ目

彼方のほんの出来心で嵐さん妄想小説(BL)

色々見てたら、自分でも書きたくなってしまって…
BL です。苦手な方は見なかった事にしてください。

M‐said



チャイムを鳴らすと間髪いれずにドアが開いた。

ーメチャ早っ!けど、助かった!

「潤君?なに?どうしたの?」
びっくりしてキョドるニノに捲し立てる。
「いきなりごめんお願い本当悪いんだけど、トイレ貸してくんない?
「え?うん。そこ曲がったとこ」
「サンキュー」
靴を脱ぎ捨ててトイレに駆け込んだ。

ーはぁ。間に合った…。ニノんち近くて良かった。


俺がトイレを出るのと同時に、チャイムが鳴った。
思わず玄関を覗くと、左手でネクタイを弛めながら翔君が入って来る所だった。
「カズ、ただいま」
「おかえり翔ちゃん…」
近寄って行ったニノを空いてる手で抱き寄せるとそのままキスを落とす。

見てはいけないものを目撃してしまったと、俺は慌てて頭を引っ込めた。

ーなにあれ?キス迄の流れ。メチャスマートで自然なんだけど!


「翔ちゃん、潤君が来てるの、今トイレ」
ニノの潜めた声がする。
「松潤が?」
二人の会話を合図にもう一度トイレのドアを開けて閉めた。

ー今出たの。なんも見てないよ?
って感じて玄関に向かってく。

「ニノありがと。あ、翔君、ごめんね。この辺りで飲んでたんだけどさ、店出て歩き出したら、トイレ行きたくなってさ。近くにニノん家あるの思いだして、借りにきちゃった。お騒がせして申し訳ない。じゃお邪魔しましたぁ!」

一気に言ってそのまま靴履こうとすると、右腕を翔君、左腕をニノにほぼ同時にガッツリ掴まれた。

「全然お邪魔じゃないし」
と翔君。
「そうだよ。折角来たんだから、上がって行きなよ」
とニノ。
「えっ?いいよ、帰るって」
俺の主張も
「いいから、いいから」
と異口同音に答えられ、そのまま二人に引き摺られるように、リビングへと連行される。

「すぐ用意するから」
そそくさと、キッチンへ向かうニノ。
ソファに並んで座ったまま、取り残された俺と翔君。
なんだろ、この状況。気まづい。

「…………」
翔君はネクタイを更に弛めてた。
「着替えてきたら?」
「え⁉」
「スーツ皺になるんじゃない?」
「あ、うん、そうだな、着替えてくるわ」
ワタワタと玄関とは別のドアを開けて奥に行く。
あっちは確か寝室。忘れてたわけじゃないけど、マジで付き合ってるんだ。ニノと翔君。