彼方のほんの出来心で嵐さん妄想小説(BL) -17ページ目

彼方のほんの出来心で嵐さん妄想小説(BL)

色々見てたら、自分でも書きたくなってしまって…
BL です。苦手な方は見なかった事にしてください。

N‐said


二人で一緒にリビングに戻ると、翔ちゃんのお母さんはビデオカメラの説明書を見ていた。
「大丈夫?ちゃんと撮れるの?
翔ちゃんが声をかける。
「家で練習した時は撮れたのよ。買い替えたばかりだから、ちょっと分からなくなっちゃって」
「なんだったら、僕撮りますよ?」
思わず声かけると
「あら❤いいの?お願いして?」
お母さんの顔が輝く。即カメラを渡された。
「ちょっとは遠慮するもんじゃね?普通さ」
翔ちゃんが口尖らながら言う。なんかさ、お母さん前だとやっぱ子どもになるんだな、翔ちゃんも。口調がもう駄々っ子じゃん。
「いいよ。上手くはないけど、俺撮るの好きたがら」
「悪い。じゃニノ、お願いするわ…で尺何分位?」
「そんな長くなくていいわよ、3~5位でいいんじゃない?
「じゃ4分位でまとめるわ」
携帯のタイマーをセットして俺を見る。
「キュー出してくれる?」
「ん、じゃ5秒前から、5、4、3…2」

声は出さす、手振りでキューを出す。
「〇〇さん△△さんご結婚おめでとうございます……」
大して考える間もなく、すらすらと自分とイトコさんとのエピソードを交えながら、結婚のお祝いのスピーチを進めてく翔ちゃん。
いつも思うけど、本当凄いよ。番宣でもさ、何分って言われたら、その通りに見どころもちゃんと入れて収められるもん。
今回も、きっちり4分でまとめた翔ちゃんは最後に飛び切りの笑顔で
「お幸せに……。」
と締めた。
それにつられたのか俺もつい「お幸せに…」と呟いていた。
声入ったかな?まぁいいか。気付かないだろうし、気付かれたところで、大したことじゃない
よね。

撮れた画をお母さんに確認して貰うと
「ありがとう。よく撮れてるわ、翔、凄くいい顔してるじゃない?」
「まあ、元々がいい顔してるし」
「その割には浮いた話がないじゃない。お祝いばかりして、いつウチの番になるのかしら?」
「その事は諦めてくれないと。俺は一人だけじゃない、何万人の人々を幸せにする為に産まれてきたからな」
「えっ⁉翔ちゃん一人で?」
ー潤君より凄い事言ってるよ?
「いや、勿論俺達5人でだよ⁉」
慌てる翔ちゃんにお母さんが笑いだした。
「そうよね、そうだったわ」
「そうだよ。俺アイドル。浮いた話がない方がいいの」
「ハイハイ。分かりました、そういう事にしときましょ」
翔ちゃんとお母さんのやり取りが面白くて、俺も一緒に笑ってたんだけど、これが後々自分のをかき回す一部になろうとは、この時は全然思いもよらなかった。