「そこ、きもちいいの、もっとして……。」
消え入るような声でニノが言う。
ーえっ⁉きもちいいの?辛くないの?
表情みたいけど、普段からはありえない程の力で抱き付いてて見せてくれない。
「いいの?止まんなくなるよ?」
抱き付いたニノが微かに頷くのを感じた。
恐る恐る動かしてみる。
ーそう、何かコリッとしたところ通んだよな。もしかして、ここがいいところなの?
試しにコリッとしたとこを強めに擦ると、
「あっ、あぁん」
ニノが甘い声を出した。
ーやっぱ、ここなんだ?
往復してみる。
「あッ、アッー」
ニノの叫ぶような喘ぎ声。確信を得た俺はニノのいいポイントを攻め続ける。
「ちょっ、待って」
慌てるニノ。
「止めんなって言ったじゃん」
「言ったけど、そこばっかっ。ああっ!」
ニノの躯がビクッビクッ震える。
「しょおちゃん‼ヤバイ、なんなの、これ?」
俺を凝視して言うけど、もう答える余裕なくてなってきた。だってカズがキュウキュウ締めてくるし。
「ごめん、俺、もイそう、てっか、イカせて?」
「い、いいけど…あぁっ、怖い、なんかクる!」
ー悪い、後で説明するから!
心の中で謝って、イカせてもらう。
俺がイッたのと同時位にニノも声にならない喘ぎ声を上げて、躯を仰け反らせた。
「ごめん、怖がらせて。大丈夫?」
抱きしめて聞くと
「……訳解んなくて、どうにか、なっちゃうかと思った……」
呆然とした様子で答えた。
「うん」
「なんなの?」
「たぶん、中イキってやつだと思うけど…」
「…あれが?」
「知ってた?」
「何となくね…。俺もさ、しょおちゃんと付き合うって決めてから、男同士の事一応調べたし」
ニノは顔を両手で覆った。
「でも、まさか、最初からそうなるなんて、俺素質あんのかな?」
「そこはさぁ、俺が色々調べて頑張ってたからって事にしてくんない?」
冗談ぽく言うと
「はは、そうだね~。めちゃ予習してたもんね?」
やっと顔を見せてくれた。
「ん、まあね。ね、大丈夫だった?こういう事続けていけそう?」
こんなこと、聞いちゃうなんて不粋だけど。「……大丈夫……。こういうの含めて、しょおちゃんと付き合うって事だと覚悟してたから」
ーしょおちゃんって。下ったらずな呼び方にきゅんとしてきた。でも、気持ちだけじゃなくて。
「ね、そしたらさ。これからの為にも、ちゃんと復習させてほしいんだけど?」
「何ソレ?……も一回したいってこと?」
「はは。まぁ、ハッキリ言えば」
「もう、全然ウマイこと言ってないし…」
はぁと溜息吐くニノ。
「……もうちょっと後でなら」
「えっ!いいの?」
「軽くだよ、さらっとね。しつこくしたら、当分しないからね‼」
ー睨んでるつもりだろうけど、全然怖くないからね。
真っ赤になってただの上目遣いだし。しかも、しつこくしても、当分しない程度でOKなんて、お前可愛い過ぎるだろ。
でも、そんな事言って機嫌損なうのも、アレだし。
「わかった。さらっとするから」
俺は神妙な顔を作ってみせた。とりあえず、ね。
「うん」
安心したのかニノが俺にぴっとりとくっついてきた。
「ね、しょおちゃん?」
「ん?」
「どうだった?」
「何が?」
「何がって。もう‼しょおちゃんは良かったの?!」
「ああ!そりゃ勿論スゲェ良かったよ!」
「……良かった。俺ばっか気持ちよくなってたんじゃなくて……」
ヤバイ。こんなこと言うなんて、メッチヤ可愛い。
ーごめん。復習、さらっと終わらせるの無理だだと思う。
でも明日休みだし、全力でケアするから!
たぶん、いや、絶対許してくれるよね⁉
【終わり】
無理矢理過ぎ~(/≧◇≦\)