「Studio Jams」の9回目です。
この企画はペンシルベニア州フィラデルフィアの「Sigma Sound Studios」。
色々なジャンルのセッション・ミュージシャン達が初めての顔合わせでスタジオに
集まり、その場の参加者達で曲を決めてアレンジしてセッションすると言う
参加者が一つのジャンルに限らない組み合わせが何を生み出すのか?
どんな化学反応を起こすのかワクワクします。
本当の意味でのジャム・セッションです。

今日の最初のセッションはStudio Jams #28
参加者は

ドラム - ジェームス・ラウス
ベース - ジェラルド・ヴィーズリー
ギター - ジェフ・リー・ジョンソン
キーボード、ボーカル - ウィル・ブロック
サックス - ジェラルド・オルブライト

このセッションはスムースジャズで売れっ子のサックス奏者である
ジェラルド・オルブライトを中心の演奏です。
ギターにリーダーアルバムを14枚ほどリリースしているセッションギタリストの
ジェフ・リー・ジョンソン、このシリーズでお馴染みのベーシストである
ジェラルド・ヴィーズリー、そしてセッション・ミュージシャンのドラマーである
ジェームス・ラウス。
キーボードのウィル・ブロックは若手ですね、クレジットは少ないですが
良いプレーをしています。
彼はジェラルド・ヴィーズリーのアルバムに良く参加しています。
曲は4曲の演奏だったようです。

 

 



次のセッションはStudio Jams #29
参加者は

ドラム - ジョシュ・ディオン
ベース - ジェラルド・ヴィーズリー
ギター - パット・マルティーノ
ギター - ジョー・ボナマッサ

このセッションは全く正反対のギタリストの共演です。
当時若手のブルースロックで出てきたジョー・ボナマッサと
ジャズ界のレジェンドギタリストのパット・マルティーノがメインのソロを
飾ります。
ベースはこのシリーズでもお馴染みでソロアルバムも12枚リリースしていて
セッションマンとしても多くのクレジットがあるジェラルド・ヴィーズリー。
そしてロックからフュージョン、ジャズと幅広く活動するドラマーの
ジョシュ・ディオン、彼は自分名義のロックバンドも持っています。
彼はギタリストのチャック・ローブからの紹介らしいです。
曲はカヴァーが2曲とオープン・ジャムが2曲の演奏だったようです。