「Sutadio Jams」の6回目です。
この企画はペンシルベニア州フィラデルフィアの「Sigma Sound Studios」。
色々なジャンルのセッション・ミュージシャン達が初めての顔合わせでスタジオに
集まり、その場の参加者達で曲を決めてアレンジしてセッションすると言う
参加者が一つのジャンルに限らない組み合わせが何を生み出すのか?
どんな化学反応を起こすのかワクワクします。
本当の意味でのジャム・セッションです。

今日の最初のセッションはStudio Jams #16
参加者は

ドラム - ロドニー・ホームズ
ベース - ジョン・レシャード
ギター - スティーブ・キモック
マンドリン - クリス・シーリ
サックス、フルート - カール・デンソン

ブルーグラスのマンドリン奏者であるクリス・シーリ、プログレ系のギタリスト
であるスティーブ・キモック、数々の大物のサイドマンとして活躍してきたドラマーのロドニー・ホームズ、ジャズ畑から参加のサックス奏者カール・デンソン、
このセッションに是非使ってほしいと父親がこの企画に交渉してきた当時18歳の
ベーシストであるジョン・レシャードの起用は何の情報も実績もない中で
博打のような賭けだったそうです。
現在はリーダーアルバムも2枚リリースするベーシスト。
このメンバーでの演奏は3曲だったようです。

 



次のセッションはStudio Jams #19
参加者は

ドラム - レイフォード・グリフィン
パーカッション - エメディン・リベラ
ベース - チコ・ハフ 
ギター - ルーサー・ディキンソン
キーボード - マーカス・ジョンソン 
ハーモニカ、ボーカル - チャーリー・マッセルホワイト  

リズムセクションはこのセッションでお馴染みのレイフォード・グリフィンと
チコ・ハフ、そこにブルース畑からチャーリー・マッセルホワイト、ロックから
ルーサー・ディキンソン、ジャズ畑からマーカス・ジョンソンと面白い
顔合わせです。
曲はブルースかと思ったら「Papa Was A Rolling Stone」、中々良いアレンジです。
演奏曲は3曲だったようです。



次のセッションはStudio Jams #21
参加者は

ドラム - キース・カーロック
パーカッション - エメディン・リベラ
ベース - バキティ・クマロ
ギター - カルロス・アロマー 
キーボード - ジェイソン・マイルズ
サックス - ジャレッド

デイヴィッド・ボウイのギタリストで知られているカルロス・アロマー、
南アフリカ出身のベーシストであるバキティ・クマロ、マイルスを始め数々の
大物たちと共演してきたキーボード奏者のジェイソン・マイルズ、
スームースジャズ系のサックス奏者であるジャレッド
そして若手当時から注目されていたドラムのキース・カーロック。
このメンバーではカヴァーでは無い5曲のジャムセッションだったようです。