ドキュメンタリー映画「BELUSHI」を観た。
ベルーシとはジョン・ベルーシのことだ。
当時の事を振り返るとあの時は私は彼の存在は耳にはしていた。
恐らくアメリカのTV番組の「サタデー・ナイト・ライブ」の人気からの

噂だったと思うが、私の仲間が面白いと言う話から「アニマル・ハウス」を

映画館でその友人と観た。

それは爆笑したのを思い出す。

そしてジョン・ベルーシがブルースバンドを組んだ映画が公開されることになった。
私はその頃にはもう音楽から離れていた頃で、少年の頃から好きだったブルース熱も
冷めていた時期でもあった。
当時の彼女を誘って劇場に「ブルース・ブラザース」を観に行った。


これもまた面白いコメディ映画だが私が高校生の時から演奏もしてきたブルースを
題材にしたコメディ映画だったこともあり違う思い入れがあった。
しかも出てくるミュージシャン達は私にとっては豪華そのものだった。
その後ブルース・ブラザースのレコードが発売された。
そのレコードは私が最後に購入したアナログ盤になった記憶がある。
そして私は音楽から一度完全に離れていった。

その頃を思い出して今回のドキュメンタリー映画を観ることにした訳だった。
当然ながら当時は「サタデー・ナイト・ライブ」など観たこともなかったし
観られるわけもなかった。
彼はいったい何者だったかもう一度確認する為でもあった。
結論から言うとドラッグで亡くなったミュージシャン達と同じ運命を
たどった人だった。


興味のある方は観て下さい。
だが決して楽しいドキュメンタリー映画ではありません。
ドラッグ絡みのノンフィクション物は何とも遣る瀬ない気持ちで終わるのが常です。
最後のシーンで少し救われるのは、ジョン・ベルーシのモノマネです。
ジョー・コッカーのウッドストックとマッド・ドッグス&イングリッシュメンを
良く知っている人は思わず笑ってしまうと思います。
このパロディは私の大好きな「マッド・ドッグス&イングリッシュメン」のライヴの
モノマネになります。
本家の動画を貼り付けておきますので、ドキュメンタリー映画と比較して
笑ってやって下さい。