デイヴィッド・サンボーンの訃報から始めた「Night Music」9回目。
今日も豪華ゲスト陣、最初からボズ・スキャッグスが登場する。
彼は昔から知っており俗に言うところのAOR路線に変化していきヒットを出し続け
すっかり人気者になった時は昔から彼を知っていた私は軟弱路線にいったか…
なんて思ったりもしましたが、やはり彼は素晴らしい音楽家です。
ザ・デュークス・オブ・セプテンバーの時も彼が一番カッコイイと思った。
他の二人よりも華が全然違う存在感がありました。
次に登場はベティ・ライト、これも嬉しい人選です。
生の彼女の歌はやはりレベルが違います。
ボズとアンソン・ファンダーバーグが演奏に参加しています。
そして今度は遠くブルガリアから声楽アンサンブルのトリオ・ブルガルカが登場。
彼女らは世界的に有名らしくケイト・ブッシュのアルバムにも参加しているそうです。
今度はベティ・ライトとボズのデュエットです。
このセッションでもアンソン・ファンダーバーグも参加します。
次はボズがブルースを一曲やってくれます。
その他のバックミュージシャンも豪華、なんとデイブ・バルジュロン、
ランディ・ブレッカー、ルー・マリーニ、ロニー・キューバが参加しています。
そしてアンソン・ファンダーバーグがソロで登場し中々の選曲でソニー・クラークの
「クール・ストラッティン」とスローブルースの2曲を披露して終了です。
実はブルースギターから始まった私ですが彼のことは良く知りません。
世代が近いからでしょうか、彼がメジャーになる頃には私はブルースからもう
離れていたので知りませんでした。
クリーン音でのギタースタイルは正統派のブルースマンですね。


[Regular Personalities]
David Sanborn - Alt Saxophone
Jools Holland - Piano, Organ

[The Sunday Night Band]
Omar Hakim - Drums
Marcus Miller - Bass
Hiram Bullock - Guitar 
Philippe Saisse - Keyboards

[Guest Appearances]
Boz Scaggs
Betty Wright
Anson Funderburgh
Trio Bulgarka
Dave Bargeron
Randy Brecker
Lou Marini
Ronnie Cuber