昨日はすごく冷えました。
外にいると指先が凍えるほどでした。でも冬ってこういうものですよね。
昨年末、友人のご主人が亡くなりました。10月に会ったときに入院していると聞きました。
まだまだ若いご主人でした。
8月の末頃、肩甲骨から腕のあたりが痺れると言い出したそうです。
体力をつかうお仕事だったので、一応病院に行ってみたら、脳梗塞をおこしていると…
大きな病院に検査入院となったそうです。
本人はいつもと変わらず元気だったそうです。
9月から2週間の予定で検査入院したところ、コロナに罹ってしまったそうです。
コロナに罹ったからというわけではないようなのですが、検査入院が長引き、結果が出たのは11月に入ってからだったでしょうか。
癌だったそうです。
それから治療に入ったのですが、年を越さずにお亡くなりになりました。
年末お通夜に参列させていただきました。
写真に向かって、「なんで?ちょっと早すぎない?生き返らないの??」と心の中でずっと繰り返し思っていました。
コロナを理由に家族以外はお見舞いできなかったし、最後にお目にかかったのは何年前だろう?奥様とは数か月おきにランチしていたけれど。
誰だって生まれたからには死に向かうんだけど、数か月では心の準備が出来ない。
たとえ癌だって何年も生きて治療して、ゆっくり心の準備ができてから(心の準備は何年あっても絶対できないけど)じゃないの?
寒いな、暑いな、辛いな、楽しいな…生きていなければ感じられないよね。
大きな悩みがあるとして、その悩みにああでもないこうでもない。こうならいいああならいや。苦しい、辛い…
生きているからこそ感じる感情。
自身の悩みだって、家族の悩みだって、居なかったら悩まないもの。
大きな悲しみはどのくらい時間がたてば癒えるのだろう。