風のように過ぎ去ってゆく

日々は空虚で恐怖を抱く

川の様に流れ行く

人々は在るものに目もくれずに


視線逸らした現実と

拒絶する、非現実


そこに在るものの存在は

心得て初めて光を持つ


仮にそこに存在しても

視線すら掛けられぬ

儚く哀れな花のように


―影で生きる、虚ろな孤独…


自分の存在を見失い

波に呑まれて掻き消され。


心脆い人間は

己を理解し、意義を示す

支えが無ければ崩れてしまう


まるで花のような儚さに

硝子のような惰弱さに

誰もが否定も肯定もしない


人は幾つ歳重ねても

生き物として、命として

絶対的な安定の上で

生きることは難しい