〈病歴の概要 ー はじまり〉
2018/春〜 ちーちゃん19才。腰を痛がる。
2018/8 大きな病院に行く。
2018/9 入院、外科手術
2018/10 大学病院へ転院。診断名 脊髄星細胞腫
2018/11 放射線治療
2018/12-2019/3 リハビリが得意な病院へ転院。せき髄損傷リハビリ。ちーちゃん20才。
2019/4 退院
2019/4 大学復学、頭痛
2019/5 大学病院入院、
せき髄から脳へ転移
余命宣告
緩和ケア
2019/6 大学病院退院、自宅緩和ケア、
緩和ケア病院入院
2019/9現在 緩和ケア病院入院中 ←ここの話
〈病歴の概要 ー おわり〉
ちーちゃんは、現在（2019/9/19）緩和ケア病院に入院中です。今現在の本人の状況を記しておきます。
4 2019/9/11現在の状況 からの変更を青文字にしておきます。
体温、血圧、脈、SPO2のバイタルチェック項目: 正常
食事: 調子が良ければ自分で食べる。調子が悪いと介助で食べる。一日、2食または3食で、量は小さいおにぎり一個と少しのおかず程度。食事の量が少ないのが気掛かりです。
デザート: ほぼ毎日、何がしか。
排便: 三日おき位で浣腸で排便
排尿: 膀胱留置カテーテル
洗面: 全介助。
入浴: 全介助。病院にあるミスト入浴。三日に一回位の頻度
更衣: 全介助。
身体機能:
両下肢麻痺。放射線治療による影響が出る前に身体障害者手帳2級取得。現在は放射線治療による影響が出て1級相当。
止めた薬の副作用が無くなった為か、食器や箸を持つ時に手の震えが無くなった。
歩行: 不能
車椅子への移乗: 全介助。今は車椅子で出掛ける気力も体力もない。
認知機能: コミュニケーションは概ね問題なし。ただし、時々意味不明の事を言い出す。
今日が何月何日なのかはわかっていない、教えるとわかった風。
記憶: 記憶障害があり、短期記憶の消失著しい。午前中の事は昼には忘れているか、覚えていても昨日の事だと思っていたりする。
過去の事も一部消失。自分が通っていた大学の事もどれだけ覚えているかどうか怪しい。病気の事を完全に忘れている。なぜ、入院しているのかわかっていない。
昔の事は概ね覚えている。
薬: 痛み止め
けいれん対策、予防
かゆみ止めの塗り薬
腸の動きを良くする薬（リフォロース）をシロップで飲んでいたが、飲めない回数が増えた為、凍らせてシャーベットにしてもらった。シャーベットにしてからは毎回服薬出来ている。
・投薬の為のCVポート
右鎖骨の辺りに入れていたCVポート（静脈カテーテルの一種、皮下埋め込み型ポート）をいじくった為であろう、膿が出て、菌血症（きんけつしょう）になる。
菌血症とは、血液の中にばい菌が入ってしまった状態との事。そのばい菌が悪さをすると敗血症（はいけつしょう）になる。敗血症になると死亡する可能性が高まります。 歌手の岸洋子さん、いつも酔ってる料理家の金子信雄さん、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」ヘビー級の戦い方に革新をもたらした元ヘビー級チャンピオンのムハマド・アリさんは敗血症でお亡くなりになってるそうです。 そして9月13日は世界敗血症デーだったそうです。
細菌対策としての抗生物質の皮下注射の点滴を２週間行うことになった。CVポートを取り除く手術を実施。手術時間は1時間弱。 CVポートを入れる時は系列病院まで車で移動しましたが、体力が無くなってる為、病室で実施してもらいました。 悪化しない事を祈ります。
・嘔吐
9/13、9/17、9/19の朝の時間帯に嘔吐した。嘔吐物は前日の晩ご飯で食べたもの。原因として、頭蓋内圧が上がったことの可能性は低くて、腸の動きが悪いのが原因と言う見立て。 その都度吐気止の皮下注射を実施。
ちーちゃんの部屋でちーちゃんの帰りを待つリラックマ
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