皆々様 新春寿ぎ奉ります!
今年の観劇始めは何にするか・・・
新春と言えば・・・平成時代劇一座”ざ☆よろきん” なのですが、大人の事情により
劇場であるグリーンシアター派と”ざ☆よろきん”座長の島さんとの間に何かが起こり、
本年はどちらもそれぞれ面子をかけて分かれての上演となりました・・・
グリーンシアター側は 片肌☆倶利伽羅紋紋一座 通称 ”ざ☆くりもん”
を立ち上げ、通例通り新年一発目 三館同時上演!
(グリーンシアターには3つの劇場が一つのビルの中にあるのです!)
一方の”ざ☆よろきん”側は名前を引き継ぎ、中目黒キンケロシアターにて上演!
とうことで、新年観劇始めは、チラシの派手さを選び、
くりもん一座の『花嫁道中』を観ました♪
よく見ると、トッキュージャーの6号が堂々とチラシに映っています♪
三館同時上演って、同じ時間に3つの演目が開始され、それぞれのストーリーがお互いにリンクして、キャストも一部相互出演します。
結構綱渡りで、たまにキャストの到着がおくれて、場つなぎするそうです。。。
『花嫁道中』では、身請けが決まった花扇花魁(チラシの写真左側のカップル)を中心に、同じ店の下男と恋に落ちて男の死と言う悲劇で終わるカップル(チラシの写真右の男性)、そして売られてきたばかりの3人の少女の悲劇的な死と言う3本の柱を中心にストーリーが展開します。
終盤 花魁(おいらん)が身請けされいよいよ生きてお歯黒川を渡り、吉原を出るシーンでは、2つの悲劇を背負い、凛として白無垢姿で外八文字を描く姿はとても崇高でした。
このお話では、花扇花魁の父親の代理と言う火消衆の親分(『獅子相承』の中心的人物)が登場し父と娘の愛情物語を紡ぐ他、鼠小僧次郎吉(『人情寄場』の主人公)が花魁の実の父親と関わっていて、父親が死んだことを伝えに来ます。
白無垢姿に父親の情愛が染込み、より一層崇高さを増します。 非常に感動的な物語でした。
こちらでは、鼠小僧次郎吉になる以前のお話が展開されています。
寄場って刑務所に準じるところで労働を通じて社会復帰を支援するところとして描かれております。
ここに次郎吉という少年が収監されているのですが、持って生まれた身体能力で、結構自由気ままに娑婆を出入りします。
でも彼には、父親が騙されて田畑を取られ、両親が殺されてしまい妹と生き別れてしまったという、深いトラウマがあり、それが故に善と悪の心が別人格を持ってしまい(チラシの写真左の下方にいる男性2人)、コメディータッチに会話劇が繰り広げられます。
でも・・・このエピソードに出てくる妹は、『花嫁道中』の死んでしまう3人の少女の内の一人であることに気づくことができます。
ちなみにここでは、火消衆の親分が喧嘩沙汰で3年間収監されていて、年季が明けて釈放される場面があります。そのときに『花嫁道中』の主人公花扇花魁(かせんおいらん)の父親が火消の親分に娘の幸せを見届けてくれるようお願いする場面が描かれます。
そして父親の死の場面も描かれます。
父親の娘への情愛について語られる感動的な場面が描かれております。
この舞台には、主人公の悪の心を演じたシトミ祐太朗君(チラシ下方右側の方)が出演しておりましたので、2ショット!
『獅子相承』では、火消衆のお話・・・
喧嘩沙汰で3年間 寄場に収監されいた親分の釈放の場面から始まります。
父と息子との親子関係と言うだけでなく、火消しの師弟関係というのも絡まって、複雑な心境が展開されます。
しかし終盤 炎の中で立ち往生してしまう息子を救い自らは命を落としてしまう父親との最後の対話の中に、獅子の気概を受け継ぐための”獅子相承”の儀が行われます。
終演、亡き父親の形見とともに歌われる鎮魂の歌は会場中を感動の涙で包みました。
・・・昨年の3館同時上演のときに、10年後が描かれていたので、「ああ、そういうふうにつながっていくんだ・・・」というストーリーとなっていました。
ちなみに彼は、この後10年間炎への恐怖と父親を死なせてしまったトラウマから火消しから遠ざかってしまいます。(別の話でその続きが描かれております)
新春に相応しい、情愛のこもったスケールの大きな作品でした♪
終演後は酒井俊介君と重山邦輝君と2ショット!
酒井君は左チラシの一番左に載っている方です。
さて、一方の ”ざ☆よろきん”一座ですが、本年は中目黒のキンケロシアターに場所を移しての上演となりました。
演目も、吉原遊女と火消衆の悲恋物ではなく、戦国時代の活劇物で勝負です!
信長の戦略的統治とそれを利用して私腹を肥やそうとする役人。圧政に苦しむ民衆を救う義賊!
その義賊さえも信長の戦略の一つだった・・・・
そのとき、新たな義賊が・・・果たして彼等は真に英雄なのか???
って感じのお話でした。
終演後は座長の島さんと、日ごろ親しくしている若宮亮君とそれぞれ2ショット♪
若宮君は私腹を肥やす小悪党をちょっと色っぽく演じておりました。
今年もたくさんの舞台を観たいと思っています♪