大会も3日目・・・総会も充実の内容です。
総会1で時間の都合で残ってしまった副会頭報告から始まりました。
韓国国家青年会議所では設立64周年と言うことで、南北統一プログラムの実践をしているのだそうです。
また、香港青年会議所では貧困シュミレーションを行ったそうです。どんな内容なのでしょうね。
それぞれの副会頭は4~5カ国程度担当していて、それぞれの担当地域での活動視察と考察を加えます。
インパクト(影響力)・モティベーション(意欲)・インベスト(投資)・コレボレイト(協力)・コネクト(繋がり)の5つの視点を持って検討するのですが、日本語に訳すとちょっと意味合いがずれる感じがします。
特にインベストは投資と訳しておりますが、資金調達と言ったほうが良いようなきがしました。
さてここで基金への協力者ということで、カンボジア国家青年会議所(写真左)とモンゴル国家青年会議所(写真右)の2つの組織が紹介され、両者とも日本の熊本の地震に対して千ドルの義捐金を表明してくれました。
千ドルは言ってしまうと12万円程度ですが、カンボジアにとっては結構な額だと思います。
カンボジア国家青年会議所は2012年に正式に加盟した組織で日本国家青年会議所がスポンサーになりました。
ポルポトの圧制から民主運動を立ち上げ、国際青年会議所に加盟するまでの彼等の苦労を思うと胸に熱いものが込み上げてきます。そして日本に援助の手を差し伸べていただけるなんて・・・
モンゴルの気持ちもありがたいです。東日本大震災のときにもモンゴル国家青年会議所は千ドルの寄付をしてくれました。こうして親日国家を増やしていくことが私たち民間外交の王道なのでしょうね。
さて、国際青年会議所が力を入れているキャンペーンの一つ”ピースイズポシブル(実現可能な平和運動)”の委員長報告です。
これも訳し方による感じ方の違いなのでしょうが、実際には実現可能なことしかしないと言うより、平和は実現できると言う確固たる信念がこもっている呼称なのです。
委員長はレバノンのラニオハダットさん(写真下左の女性)で、委員のメンバーが登壇してPRしておりました。
役員も混ざっているのですが、一見したところ世界中バランスよくメンバーが集まっているようです。
委員長はスピーチの中で、世界の実情を見ていると、世界平和が単なる目標に思えてしまうが、我々はこれを実現しなければならないと力強く語り、戦争を止めるだけでなく、互いの違いを認識し、互いを受け入れて共存していく考えや度量を人々の心に創っていかねばならないと述べられておりました。毎年9月は平和月間なので、一人ひとりが平和について考える機会を設けてもらう活動をしていただきたいとのことでした。
ここ数年シリアから代表団が来ていないので、とても心配です。。。
(2006年に国際アカデミーと言うプログラムに参加したとき、同じチームにシリアのメンバーがいました。彼は私より若かったので、まだ現役メンバーのはずですが・・・無事に生存しているのか心配しております)
台湾発の”アイケアユー”運動のPRです。
台湾にて、小さな子供が母親のすぐ近くで精神異常者によって殺害されたと言う痛ましい事件をきっかけに、私たち青年会議所のメンバーは子供達が安心して暮らせる平和な環境を提供する必要性があることを自覚するために、会場中のメンバー全員で電球を燈して犠牲になった子供の冥福を祈るとともに、”私はあなたを見ている”と言うメッセージを発信しました。
このほか本部からの報告と言うことで、当面の目標としてハンガリーやケニアなど5カ国25地域に青年会議所の組織を立ち上げタイと報告されました。
また会費の値上げを検討しているとの報告がなされました。
現在メンバー一人当たり10.5ドル一年間に納めているのだそうです。
これは自分の所属する地域の青年会議所の会費の中に含まれているので、私のようなすでに卒業したシニア会員は納めていないのかもしれませんね。
(何か別の形で貢献しましょう・・・)
現在組織の財政は健全で会費の不足はまったく無いのですが、JCIが更なるステージに立つための戦略としてホームページの拡充など将来の投資が必要なのだそうです。
JCIが影響力を持つことができれば、他の国際機関や企業からの協賛や助成が受けやすくなりますので、必要なのだそうです。
ちなみに国際提携と言えば、インドやインドネシアの青年会議所では日本の財団と協力してハンセン病の差別への対応策を検討しているのだそうです。
総会は同じ場所で情報を共有することが大きな目的です。
一地方の問題でも多くの地域で共有することで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
JCIの総会はそのような場になることを願って開催されているのかもしれません。