今日の午後、宗次ホールでの、萬谷衣里さんのピアノコンサートに行きました。宗次ホールで萬谷さんのピアノコンサートを聴くのは、3年連続になりました。
前半
ブラームス 4つのバラード Op.10
1.「エドワード」ニ短調(アンダンテ)
2.ニ長調(アンダンテ)
3.「間奏曲」ロ短調(アレグロ)
4.ロ短調(アンダンテ・コン・モート)
ブラームスが21才の時の作品だそうです。母親が息子に父親の殺害を仕向ける、という詩を元にしているそう。
穏やかで落ち着いた音色で始まりました。悲しいメロディーで、母親と息子が対話している感じがしました。母親に問い詰められ、息子が少しずつ重い口を開くよう、重々しさを感じました。
切なくも、懐かしい思い出を振り返るような、爽やかなメロディーもありました。母親が息子に父親殺しを仕向けるような、衝撃的なメロディーもありました。
全体的に落ち着いた、暗い曲調でしたが、ドラマを感じ、味わい深さを同時に感じました。
リスト ①ロマンス S.169
美しく切ない出だしで、爽やかで懐かしさを感じました。美しくキラキラした音色が素敵で、美しく流れるピアノの音色に癒されました✨
②ラ・カンパネラ
美しい鐘が鳴り響き、鍵盤の端から端まで幅広く使い、美しく心地よく、リズミカルでした。
美しく華やかに、いつまでも私の心に鐘が鳴り響くようでした🔔
後半
シューマン/リスト 献呈
甘く美しい音色にうっとりし、深く情熱的な愛に溢れ、胸が熱くなる、私のお気に入りの曲の1つでした✨
シューマン 交響的練習曲 作品13
最初は、美しく穏やかなテーマの曲でした。
練習曲といっても、芸術性が高く、それぞれ違った、色々な個性の曲を楽しめ、音楽の玉手箱のようでした☺
色々なピアノの奏法が駆使され、強弱がつき、美しく繊細に、時に力強く大胆に、バランスの取れたお見事な演奏でした👏
アンコール スカルラッティ ソナタ イ長調
k.323
美しく華やかで、趣を感じました。美しく心地よく癒され、優雅な気分で終わりました🎵
また来年も日程が合えば、4年連続を目指したいと思います🎵
終演後、プログラムにサインして頂きました。萬谷さんの高校の同級生の、私の知り合いの、大活躍中のピアニスト兼作曲家の方の話をさせて頂きました。
2019-196