7/28 猪子さん2役~愛知県立芸術劇場 | はやとんブリッジの音楽散歩♪

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主に、私の聴きに行ったコンサートの感想を、素人なりに書きたいと思います。あちこち聴きに行くので、実際に散歩しているようです(笑)。

7/28の夜、愛知県芸術劇場での、Orchestra-Festivoの第6回定期演奏会を聴きに行きました。
 
指揮 服部洋樹さん
 
グリンカ 歌劇「ルスランとリュドラ」序曲
 
私の小学校の運動会で、聞いた記憶がある曲。楽しくリズミカルで、体が自然にメロディーに反応し、楽しい曲でスタートしました💃
 
ショスタコーヴィチ
ピアノ協奏曲第1番 
ピアノソロ 猪子杏奈さん
トランペットソロ 岡田竜次さん
 
 
 
 
波乱を感じるピアノの音色でスタート。ヴァイオリンのそろった音が美しく、ピアノのメロディーと調和していました🎹
 
この曲は映画曲用だったそうですね。トランペットのソロがいい味を出していましたね。
 
オケの迫力ある生演奏で、よく響きました。
 
明るくキラキラするピアノの音色、明るい中に陰影のある音色がありました。
 
切ない音色で、昔を懐かしむ映画音楽にピッタリのピアノの音色がありました✨
 
ベートーベンの「熱情ソナタ」など、他の曲が引用されたりし、元気に走るイメージで終わりました🎵
 
ピアノ、トランペットのソリストアンコールを1曲ずつ演奏しました。
 
後半 
モーツァルト アイネ・クライネ・
ナハトムジーク
 
前半はピアニストとして、大曲の素晴らしい演奏をした猪子さん。後半は緑のドレスから白の衣装に着替え、チェリストとして演奏に参加しました。
 
ただのアイネクではなく、色々な曲のメロディが挿入されていました。メリーさんの羊、くるみ割り人形のマーチ、白鳥の湖の情景、Take me out to the ball game.など。
 
クラシック初心者でも楽しめる工夫がされていました。
 
ベートーベン 交響曲第5番 運命
 
出だしの有名な運命の動機のモチーフから、苦悩を感じたり、そして第4楽章の運命が開け、革命的な、喜びを爆発させるような歓喜のメロディー。
 
困難を克服する強いベートーベンの意思の強さを感じ、オケの迫力ある生演奏で、スケールの大きさを感じました。勇気、励ましをもらい、元気が出ましたね☺
 
猪子さんはピアニストでショスタコ、チェリストで運命、の1人2役で大活躍。2つの大曲の演奏をして、まさに"今日の主役"でした👏
 
アンコール エルガー エニグマ変奏曲より
 
美しい弦楽器の音色で、静かに落ち着きました。心温まり、優しく美しい音色にうっとり終わりました🎵
 
2019-183