9/20 至上の印象派コンサート~宗次ホールスイーツタイムコンサート | はやとんブリッジの音楽散歩♪

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主に、私の聴きに行ったコンサートの感想を、素人なりに書きたいと思います。あちこち聴きに行くので、実際に散歩しているようです(笑)。

9/20の午後、宗次ホールでの、スイーツタイムコンサートに行きました。

宗次ホールと名古屋市美術館の至上の印象派展とのコラボ企画で、出品されている絵がスクリーンに映され、絵に合わせた曲を演奏するコンサートでした。

チェロ 新井康之さん
ピアノ 近藤由貴さん

MCの時の近藤由貴さんが立ち上がるタイミングや、新井さんと近藤さんの話が時々少し噛み合わなかったり、ちょっと面白かったです(笑)。

エルガー 愛の挨拶

チェロの低音の豊かな音色が響き、ヴァイオリンで聴くのとは違った感じで楽しめました✨

フォーレ シチリアーノ

フランスのおしゃれな感じが出て、ピアノで聞き馴染みがあったのですが、チェロの音色がよく合うと思いました。

ガーシュイン サマータイム

ジャジーな曲にチェロの音が合い、リズミカルなピアノの音とも調和し、夏らしく夜の大人のムードがある曲でした✨

ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女

セザンヌのイレーヌの絵を背景に、ピアノの美しいメロディーが素敵で、情景が目に浮かぶようでした。チェロが入ると、違って聞こえました☺

ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ

切なく響くチェロの音色が素敵で、懐かしい感じがする穏やかで美しい曲ですね✨

ピアノの音でゆっくりと流れる悠久の時を感じさせ、宮廷の優雅な踊りをイメージし、趣を感じるフランスのおしゃれな曲でした🎵

ドビュッシー 喜びの島

絵からインスピレーションを得たそうですね。波に揺られ、ピアノのキラキラした音が素敵で、大海原に向かう勇壮な感じが出てますね。

近藤由貴さんの指使いはさすがで、海の情景を音で表現し、音の強弱をつけ、曲の世界を見事に表現し、ブラボーな演奏でした👏

ピアソラ グランタンゴ

唯一チェロのために書かれた曲。激しい踊りのようで、チェロの音色が豊かで、かっこよいですね。

ロマンチックなムードを感じさせ、軽快なステップで楽しく踊りたくなります☺

後半
ドビュッシー 月の光

チェロの豊かな音色が心に響き、美しく流れるピアノの音色が素敵で、夜空🌃に浮かぶ美しい月🌙をイメージしながら聴きました。

尾高尚忠 夜曲

夜の静寂さ、ピアノとチェロで星🌟が夜空🌃にきらめく情景を表しているようで、悠久の時の流れを感じ、ゆったりと癒されるようでした✨

グラズノフ 吟遊詩人の歌

スクリーンのピサロの絵の雪の道の行き先がどこか想像を膨らませ、雪道を楽しそうに歌いながら進む吟遊詩人をイメージしながら聴きました。チェロの音色が素敵でした✨

加藤登紀子 時には昔の話を
菅野よう子 花は咲く

ゴッホの花咲くマロニエの枝に関連し、日本の曲2曲でした。特に、花は咲くは色々考えさせられる素敵な曲でした🎵

ベネット 6つのカントリー・ダンス

6つの個性の異なる曲をピアノとチェロで、切なかったり、楽しい感じ、様々な感情が沸き起こりました。音楽の玉手箱でした✨

アンコール NHKドラマ「アシガール」
の劇中曲

新井さん音楽担当の劇中曲ですが、とてもムードのある曲で、チェロの音色が優しく語りかけるように、心に染みました☺

2018-232