過去のバイク雑誌記事で良く見られた見出し
国内レース全盛期の頃 バイクブーム絶頂期
排気量250ccの2ストバイクで最高馬力45馬力
リッター換算で180馬力 これは凄いって見出しが踊っていました
この見出しに激しく疑問を覚え どこか冷めていた自分
その理由は一台の250ccバイクで最高馬力は45馬力
それを単純に排気量換算で馬力を4倍しただけの数値で、
その250ccバイクの重量等を完全に無視した記事内容。
一台の250ccバイク 乾燥重量が130キロだったとして馬力だけ4倍って可笑しな例え
重量も4倍すると520キロの重さのあるバイクですわ？
この記事のバカバカしい事が分かり易く置き換えるとですが。
今現在 くまの愛車 ホンダNC750X DCT
排気量は750cc
過去最高燃費 下道の実燃費で１リッターで３６キロ走りました。
（高速道路を時速８０キロで走った場合 もっと燃費が良くなります）
例えですが、
実燃費 750ccの排気量のバイクでリッターあたり燃費が３６キロ
NC750Xの、この燃費を基準に小排気量換算で置き換えますと
250cc換算でリッター108キロ
125cc換算でリッター216キロ
50cc換算で540キロも走る 単純計算
これが如何に非現実的な数値なのか一目瞭然
この記事の燃費を見て当然 有り得ない数値だと思いますよね？
国内レース全盛期だった頃 リアルタイム世代の自分ですが
やたらめったら馬力だけの馬力主義は単に違和感を当時、凄く覚えました
一般人が扱えない高馬力は正義では無い
最早 走る凶器そのもの。