Amigoの里山めぐり

Amigoの里山めぐり

人の多いメジャーな山を離れ、誰もいない里山にこそ惹かれる今日この頃

野山に一歩足を踏み入れると、そこには誰もいない非日常の世界が広がる
神秘的な自然の中で、いつまでも限りない感動を求め続けたい





 

 先月の27日(日)は、

久しぶりにHiromiと同行だった。

 

 

予定では中空知で藪山に入ることにしていたが、

この朝外に出ると、

天気予報にない雨が降っていた。

 

 

そして予定した山の方角は、

分厚い雨雲の下にあった。

 

 

それでHiromiを迎えに行った時点で予定を変更!

雨に当たらないところをめざした。

 

 

それがむかわ町であり、

そこで我々が気に入っている「有明」に登ることにした。

 

 

 出発した時点で降っていた雨は、

安平町まで走るとようやく上がった。

 

 

 むかわ町有明で、

「有明支線林道」の入口に駐車。

「有明支線橋」を渡って支線林道へ。

 

 

そしてすぐ現れる分岐で支線を離れ、

更なる支線へと入った。

 

 

斜度のある林道を登って行くと、

突然緑の野が目の前に広がる。

 

 

これは「芝」の栽培で、

ちょうどトラックが着いて、

丸めた芝を積んでいるところだった。

 

 

 林道はだんだん荒れてきて、

雑草に覆われだした。

それが体に当たって煩わしい。

 

 

しかし、途中で崩壊したままの箇所があるこの林道が、

私は好きで何度でも歩きたくなる。

 

 

 高度が190まで上がると、

突然目の前に伐採地の風景が広がる。

 

 

そしてこの伐採地もまた、

雑草に覆われてきた。

 

 

それは伐採後の斜面も、

その中に続く作業道も同じこと。

ただ、全体が黄緑色で美しい!

 

 

 伐採地の中に続く作業道を登って行くと、

最上部で伐採地を離れ、

 

 

広葉樹林の中に入る。

これがまたしっとりと落ち着いた雰囲気で、

 

 

周囲の緑も美しい。

その雰囲気の中を少し歩き、

 

 

作業道から尾根へ。

薄い藪尾根を進んで行く。

 

 

そして小さなアップダウンを越え、

四等三角点「有明」。

 

 

ピークの先には薄い藪尾根が続き、

そのままそれを歩いて行きたい衝動に駆られる。

 

 

しかし すぐに引き返した。

一旦作業道まで下った後、

 

 

目の前の尾根に取り付いた。

これをひと登りすると、

 

 

西斜面の伐採地に出る。

これは昨年伐採されたところ。

 

 

広大な伐採地は、

既に緑に染まっていた。

 

 

そしてそれがまた広く美しい風景となって、

我々を楽しませてくれた。

 

 

 美しく広大な伐採地を眺め、

林道に戻った。

 

 

そして再び雑草に覆われた林道を下って駐車地へ。

するとポツポツ雨が落ちてきた!

 

 

せっかく雨から逃げてきたんだから、

降るな!

 

 先月の26日(土)の朝、

夕張市の西端で「富野」(四等三角点)に登った後、

 

 

同じく富野地区で、

道々の反対側奥にある三角点ピークを目指すことにした。

 

 

点名は「二股」。

三角点にはその地域や、

 

 

川や沢の名称が、

そのまま点名としてつかわれているところが多々ある。

 

 

しかし、「二股」だの、

「右股」、「左股」などと言う点名は、

 

 

個性がなくて実につまらない。

そして、そんなつまらない点名をよく目にする。

 

 

 道々3号線から、

「一線の沢川」に沿って伸びる農道に入った。

 

 

そして1.2kmほど走ると、

右手に林道の入口が現れるので、

 

 

その少し手前の農道脇に駐車。

鋪装された農道を歩き出した。

 

 

のどかな環境の中で、

有名ブランドである、

 

 

「夕張メロン」の畑が広がる。

その畑の隅に林道の入口があった。

 

 

しかし、ひじょうに分かりにくい。

 林道の入口には、

 

 

エゾシカやヒグマによる食害から作物を守るために、

電気柵が張られていた。

 

 

線の端の絶縁体を握って、

3本の線を外して中に入り、

 

 

再び絶縁体を握って、

線をかけ直した。

 

 

 狭い畑の端に付けられた林道を行くと、

樹林の中に入り、

 

 

ゲートが現れた。

7年ほど前に、

 

 

一度だけ足を踏み入れたことのある林道は、

「一線の沢1号林道」だった。

 

 

以前荒れて車の走行は不可能だった。

そしてこの度はその荒れようが、

 

 

更に進んでいた。

ゲートを越えて間もなく現れた倒木。

 

 

またいで越えて行くと、

またすぐに倒木が現れる。

 

 

そして今度は潜ったり巻いてみたりと、

ひじょうに落ち着かない。

 

 

そんな倒木が、

次から次へと現れる。

 

 

それをこれまた、

次から次へとクリアし、

 

 

「二股」の基部に達した。

そこで林道から斜面に取り付いた。

 

 

藪は薄い。

むしろ荒れた林道上の方が、

 

 

笹薮が濃いくらいだ。

 斜度のある斜面を登って行き、

 

 

尾根上に達すると傾斜が落ちた。

その後は相変わらず藪の薄い尾根上を歩き、

 

 

四等三角点「二股」。

標石は地面にくっきりと浮かび上がっていた。

 

 

 下山はルートを変えて、

林道へと下った。

 

 

そしてまた倒木の障害をクリアしながらゲートへ。

畑から電気柵を越えて農道に戻った。

 

 

ひどく荒れた林道だったが、

振り返ればなかなか楽しい山行だった。

 

 

 この日の二座の思い出を振り返りながら、

ゆっくりと帰途に着いた。

 

 先月の26日(土)は、

夕張で藪山へ!

 

 

 道々3号線を走り、

栗山町から夕張市に向かい、

両自治体の境界線を越えて間もなく、

 

 

夕張市富野地区で、

「シリツルオマップ川」に沿って伸びる林道に入った。

 

 

林道に入るとすぐにゲートが現れ、

その手前に十分な駐車スペースがある。

 

 

そしてゲート横には、

「前田の沢林道」という表示板がある。

 

 

「シリツルオマップ川」を、

地元の人は「前田の沢」と呼んでいたのだろう。

 

 

また、この「前田の沢林道」奥では、

ちょうど5年前の11月、

ハンターがヒグマに殺された。

 

 

単独で入山したハンターの遺体は、

頭部の損傷が激しかったと、

新聞で読んだ。

 

 

ハンターを襲ったヒグマが、

頭部に噛みつき、

そのまま振り回して殺害したのだろう。

 

 

そしてそのヒグマが、

その後駆除されたという報には接していない。

つまり、いまだ生きてこの辺りを歩き回っているものと思われる。

 

 

従って、この林道に足を踏み入れるのは、

決して気持ちの良いものではない。

 

 

 曇り空の下で林道を歩きだした。

この林道は今春から夏にかけて、

 

 

間伐作業のため、

立入禁止となっていた。

 

 

そんな作業が入ったためであろう、

林道にはびっしり砂利が敷かれていた。

 

 

 ゲートから1kmほど歩いた地点で、

林道を離れて藪尾根に取り付いた。

 

 

藪は薄いが、

ムチのようにしなるハイイヌガヤがうるさい!

それをよけながらなかなか進まない。

 

 

しかし辛抱強く登って行くと、

突然古い作業道に出た。

 

 

そして一気に歩きやすくなった。

作業道をしばらく歩き、

 

 

木の間越しに目指すピークのシルエットが、

ぼんやりと確認できるようになり、

 

 

作業道から再び藪尾根に取り付いた。

そして尾根筋を忠実に登り、

 

 

四等三角点「富野」。

点名は地元地区の地名がそのまま付けられている。

 

 

 下山は西向きの尾根にのって下りたいところだったが、

登路で偶然のった作業道が、

 

 

林道のいったいどこから入るのかを確認したく、

作業道を下ることにした。

 

 

ところが下っているうちに、

数年前にもそれを利用したことに気付いた。

 

 

「なぁんだ」ってなわけで前田の沢林道へ。

あとはトボトボ歩いてゲートへ。

 

 

ゲート横を流れる、

シリツルオマップ川の向こうには、

 

 

有名ブランドである、

「夕張メロン」の生産農家のビニールハウスが並ぶ。

 

 

 20日(日)の朝、

雨で予定を変更し、

 

 

栗山町で「坊主山」に登った後、

帰路で馬追丘陵に寄った。

 

 

旧「マオイゴルフ場」の正門前を過ぎて、

しばらく走ると「馬追林道」の入口が現れる。

 

 

そのそばを駐車地とした。

いつもはそこまで車を上げないのだが、

 

 

どうも雨が降り出しそうだったので、

そういうことにした。

 

 

 駐車地を起点に車道を歩いて「文学台」にいき、

「文学台」から西斜面を下って伐採地へ。

そして「馬追林道」に下りて駐車地まで歩く、

というルートを設定。

 

 

 はじめは舗装道路を歩く。

結構傾斜があって高度を稼ぐ。

この舗装道路はめったに車が走らない。

 

 

舗装道路を登って行くと分岐となり、

「文学台」方面への砂利道にのりかえた。

 

 

この砂利道はやがて細い尾根上に続き、

尾根の西側が長沼町、

反対の東側が由仁町となる。

 

 

そしてこの道は広葉樹の林が続き、

まだ緑が美しい!

 

 

しかし、もうじき赤や黄に彩られ、

それは美しい紅葉を楽しめる。

私はこの並木が大好きだ。

 

 

 美しい広葉樹の林を抜けると、

間もなく「文学台」に到着。

 

 

そこから眺める石狩平野は、

低い雲が地上近くまで垂れ、

今にも雨が降り出しそうだった。

 

 

 「文学台」から、

西斜面に付けられた踏み跡を下る。

 

 

その締まり具合から察すると、

けっこう人が歩いているようだった。

 

 

 まるで登山道の様な踏み跡を辿って行くと、

トドマツの林を抜け、

突然伐採地に飛び出す!

 

 

いいね、この劇的瞬間。

ところがここで雨が降り出した。

いやあ、逃げ切れなかった!

 

 

予定ではこの伐採地で昼食とすることにしていたが、

こりゃダメだ!

 

 

みるみる雨足が強まったので、

少し下って木の下で雨宿り。

 

 

安くて質は悪いが、

買ったばかりのデジカメを濡らしたくない。

 

 

 少し休んでいると、

雨が弱くなったので歩き出した

そして駐車地に着くころには上がっていた。

 

 

「馬追林道」のゲートを越えて駐車地へ。

このルートは変化に富み、

何度歩いても飽きがこないんだよねえ。

 

 20日の日曜日は、

夕張で藪に入るつもりで出かけた。

 

 

ところが私が家を出る時点で降っていた雨が、

途中で止んだものの、

目的の山に近付くと降っていた。

 

 

それで即中止!

その場から直近の「坊主山」に登ることにした。

 

 

栗山の「坊主山」には、

これまで南側の伐採地から登ったり、

 

 

西側の鳥居から入り、

伐採地を登って来た。

 

 

しかし、西側の伐採地はもう濃い雑草にまみれ、

入る気がしなくなった。

 

 

それは西側の伐採地も同じで、

もうかなり雑草が濃くなっただろう。

 

 

それでこの度は東側の、

林道を利用して登ってみることにした。

 

 

 栗山町継立地区で、

農道を走って「坊主山」の東側に回りこんだ。

 

 

すると「これだ」と思われる林道? 農道?

の入口が見つかった。

 

 

この入口には以前、

「立入禁止」の立て札が立てられていたと記憶する。

それで入口のわずかなスペースに駐車。

 

 

 歩き出して間もなく、

「立入禁止」の立て札が!

 

 

但しこれは林道への立ち入り禁止ではなく、

「畑に入るな!」と言う意味だった。

 

 

 辺りは畑の風景がのどかでいい。

その畑には電気柵が巡らされている。

 

 

エゾシカがすごい勢いで増えているので、

農家も大変だ。

 

 

ちなみにこの電気柵だが、

昔これを「手で握ってみたと」いう友がいた。

結果は痛かったそうだ。

 

 

 農地の中に伸びる農道らしき道路は、

やがて林道となるが、

もう荒れて雑草がはびこっていた。

 

 

それを進んで行くと、

西側の視界が一気に開け、

伐採地となる。

 

 

この伐採地は昨冬できたものだが、

伐採斜面は既に雑草で覆われていた。

 

 

西の鳥居から登って来ると、

この雑草に覆われた斜面を登ることになるが、

 

なかなか大変そうだ。

そしてやがて登れなくなるのだろう。

 

 

 林道から伐採地の作業道へ。

その作業道の足もとも、

既に雑草が覆っていた。

 

 

何と繁殖力の強いことか!

そんな作業道をひと登りして、

二等三角点「坊主山」。 

 

 

この山に登るときは、

偶然だがいつも晴れていた。

しかしこの日は今にも雨が降り出しそうな空だ。

 

 

 ピークに長居はせず、

一面に広がる広い風景を眺めながら下山を開始した。

そして短時間で駐車地へ。

 

 

なんだか雨が降ってきそうだが、

まあ、直近の馬追丘陵に寄って帰りましょ!

 

 先週の土曜日は、

どうしてもやらなければならないことがあった。

私には持病の「痛風」がある。

 

 

その薬が切れたので、

どうしても受診して薬をもらわなければならない。

ただ、持病と言っても、

足先が腫れたのは30数年前に発症した時の一回だけだ。

 

 

その後は薬を服用してきたので、

痛みが出たことはない。

飲食で気を付けたり制限したりすることもない。

だから「痛風」なぞは全く邪魔にならない。

 

 

ただ、4カ月に一回薬をもらいに行くのが面倒だ。

また、この度は私のかかりつけ医である同級生が、

クリニックを閉鎖して楽な勤務医に転じた。

 

 

それで私も同級生の新たなクリニックに行くつもりだった。

ところがそのクリニックは土曜日が休診だと知った。

土曜日は往診日としているらしい。

 

 

この地域は高齢者が多いので。

私は警備員として働いている今、

土曜日しか受診できない。

 

 

それでこの度思い切って他院へ変更する決断をし、

この朝新たなクリニックを訪れた。

そして9時にそのクリニックの玄関を入って驚いた!

 

 

待合室がびっしりで、

椅子に腰かけられずに立っている人もいた。

あっちゃ~

参った光景を目にしてしまったが薬は切れた!

 

 

仕方なく受付を済ませ、

空いた椅子に腰をおろした。

その後延々と待ち続け、

担当医の前に呼ばれたのが11時半!

 

 

長かった~

ようやく処方箋がでて薬局に行って薬を確保した。

辛いがしょうがない。

 

 

 薬を確保したのが正午少し前。

もうモチベーションも何もないが、

せっかくの土曜日に山に向かわないわけにはいかない!

 

 

当別町へと車を走らせ、

金沢地区で「金沢会館」の前に駐車。

車内で用意しておいた昼食を済ませた。

 

 

 金沢会館横の神社から藪に入り、

二等三角点「金沢」を往復することにした。

 

 

もう午後になってしまったので、

「金沢」への最短ルートを選択した。

しかしそれは間違いだった。

 

 

 金沢会館前の花壇がきれいだった。

ちゃんと花の世話をする人がいるんだねえ。

そして隣りの神社奥で藪に入った。

 

 

濃い笹の斜面を登りきると薄い藪の尾根となる。

それを進んで行くと古い作業道に出る。

 

 

この作業道が予想外に濃い雑草に覆われていた。

もう作業道の痕跡が切れかかっていた。

 

 

 斜度のある作業道跡を登って行くと、

次は笹に阻まれた。

それも何とかかき分けて登りきると傾斜が落ちた。

 

 

しかし雑草の勢いはすごい!

それでも進めるだけ進んだが、

最後はトゲをもった多数の植物に行く手を阻まれた。

 

 

その時点で無理をする必要性を感じず、

あえなくリタイアを決めた。

そして下山を開始。

 

 

 まあ、この日はやらなければならないことを、

辛抱して成し遂げたので「良し」としよう。

 

 13日(日)の朝、

安平町の瑞穂貯水池そばで、

「210mピーク」に登り、

 

 

「胆振東部地震」で崩壊した斜面を眺めて歩いた後、

湖岸林道の駐車地に戻り、

車で林道をもう少し奥へと進んだ。

 

 

そして「瑞穂大橋」の手前で、

右手に伸びる林道に入った。

 

 

この林道は胆振東部地震で、

ズタズタに崩壊したが、

その後復旧されたものの、

 

 

一昨年だったか、

大雨で再び決壊していた。

 

 

しかし、昨年この林道に復旧の手が入り、

林道入口にプレハブの工事事務所が設けられていたのを確認していた。

 

 

それで復旧後の様子を確認するべく、

こちらでも地震崩壊地を巡ることにした。

 

 

 林道入口の駐車地から、

四等三角点「道有林」の基部を通りこし、

一旦小沢沿いの作業道を奥へと進み。

 

 

適当なところで尾根筋に上がり、

尾根筋を引き返す形で歩き、

「道有林」に立つことにした。

 

 

 林道入口から間もない地点で、

完全に崩壊していたところは、

きれいに復旧されていた。

 

 

そして小沢沿いに続く作業道と、

その周辺にはカラマツの苗木がびっしり植えられていた。

 

 

昨年工事の手が入ったのは、

この植林作業が含まれていたのだ。

 

 

見事な苗木の数に、

大変驚かされた。

 

 

しかし、この苗木たちが成長して高くなる様子を、

72歳の私には確認できない。

それを思うと淋しい限りだ。

 

 

また、このような植林は、

1ha当たり65万円かかると、

先日テレビで報道されていた。

 

 

 作業道の両側には、

「胆振東部地震」で崩れた崩壊地が、

次々現れる。

 

 

そんな飽きの来ない風景を眺めながら歩いていると、

作業道が左手の斜面に新たにつけられ、

上へと向かっていた。

 

 

尾根筋に乗るのにこれはいい!

作業道を利用して高度を上げることにした。

 

 

上昇する作業道から、

沢筋とその周囲の崩壊地が眺められる。

 

 

 斜度のある作業道を登り詰めると、

路面は水平となり、

更に南へと伸びていた。

 

 

そこで北向きの尾根筋にのり、

「道有林」を目指すことにした。

 

 

 小さなアップダウンを繰り返しながら、

北へと伸びる尾根は、

ところどころで東の山並みが見えた。

 

 

その中にはこの辺りの最高峰である、

「支安平奥」(三等三角点・364m)が見えていた。

 

 

また、下から見上げていた地震崩壊地を、

今度は上から眺めることになった。

ただ、どちらも迫力ある風景に違いはない。

 

 

 地震で崩壊した限りない数の斜面を見て歩き、

四等三角点「道有林」。

何度目のピークだろうか?

 

 

 「道有林」のピークから駐車地は近い。

急斜面を下って作業道に下り立つと、

 

 

すぐ近くに駐車地だ。

地震崩壊地の風景を満喫して帰途に着いた。

 

 

 今月13日(日)は、

安平町で地震崩壊地をめぐった。

 

 

 9月5日で「胆振東部地震」が発生してから、

8年という年月が経過した。

 

 

そして今年も例年通り、

慰霊祭が執り行われたことが、

ニュースで報じられていた。

 

 

この日はそんな地震で発生した崩壊地の風景が見たくなり、

安平町へと向かった。

 

 

安平町は胆振東部地震の震源地に近く、

こちらもまた大変な被害に遭った。

 

 

 安平町から「瑞穂貯水池」に向かった。

そしてダムでせき止められてできた、

 

 

貯水池に沿って伸びる林道へ。

砂利の林道に入ると間もなく、

 

 

「鳥取橋」が現れるので、

橋の手前に駐車。

小さなフィットが楽に駐車できるスペースがあった。

 

 

 駐車地からそのまま鳥取橋の下に下りた。

橋の橋脚奥に貯水池の風景が広がる。

渇水期に入って水がずいぶん少ない。

 

 

ここから沢筋を上流方向へと向かうのだが、

水がないので楽に歩いて行ける。

 

 

 もう流れる水がわずかな部分で、

崩壊斜面に深く刻まれた、

 

 

一本の雨裂に入って斜面に取り付いた。

初めてここを訪れた数年前には、

 

 

こんな雨裂なんかできておらず、

表面が平らな斜面だった。

 

 

 少し登ったところで雨裂を抜け、

傾斜のある斜面を登った。

 

 

そして登りきると作業道が現れるので、

これにのって進む。

 

 

すると一旦広く平たんなところに出る。

そこから目にする風景が、

 

 

誠に迫力ある風景で、

地震がもつパワーのすごさに圧倒される。

 

 

写真で茶褐色に染まる斜面は、

全て2018年9月5日午前3時、

一瞬にして崩れ去ったものだ。

 

 

そんな崩壊斜面が、

厚真町や安平町で無数にみられる。

 

 

そして私はそんな風景を好み、

両町の山々に回を重ねて登り続けてきた。

 

 

 崩壊斜面だらけの中を進んで行く。

近くに送電線を支える鉄塔が見えるが、

よく崩壊を免れたものだ。

 

 

 崩壊した作業道を進むと、

鉄塔の奥に目指すピークが見えてくる。

 

 

地形図に山名も点名も無く、

標高点さえ記されていない山だが、

 

 

この地にあってはなかなか存在感がある。

山名がないのが不思議だ。

 

 

 最後は作業道から藪尾根に取り付く。

笹はちょっと深い部分もあるが、

 

 

概ね楽に漕いで行ける。

と同時に、

 

 

背後には地震崩壊斜面の風景が広がる。

圧巻の景色!

 

 

そして「210mピーク」。

ピークから樹木のない西から北、

 

 

そして東の風景が見渡せる。

また下方に目をやると、

「瑞穂ダム」の施設も見えている。

 

 

 下山は沢筋に下降して、

ショートカットするのだが、

 

 

この朝は露で植物がずいぶん濡れていたので、

登路のルートをそのまま引き返した。

 

 

下降でもまた迫力満点の風景を楽しみながら・・・

 

 

 

 12日(土)の朝、

当別町の「ふくろう湖」湖岸から、

「川崎」(四等三角点)に登った後、

 

 

ふくろう湖を横断する「望郷橋」を渡り、

湖の対岸へ。

鋪装された湖岸林道を進み、

三等三角点「青山」の基部へ。

 

 

ちょうどよいところに、

駐車できるスペースがあった。

 

 

 駐車地からそのまま藪に入り、

急斜面を登った。

エゾシカの踏み跡が、

急斜面でのスリップを抑えてくれた。

 

 

そして急斜面を登りきると、

トドマツの林が続く。

 

 

周囲が広いので、

ピンポイントで駐車地に下るために、

ところどころにピンテを付けて進む。

 

 

そして一旦登りきると、

藪の向こうに作業道が現れた。

 

 

ただ作業道と言っても古く、

一面を雑草が覆っているため、

藪と作業道の区別がつきにくい。

 

 

しかし、それでもただの藪を歩くよりは、

かなり効率よく歩を稼げる。

おまけにこの作業道は、

「青山」のピークへと伸びていた。

 

 

 雑草に覆われた作業道を、

ゆっくり歩いてピークと思われる地点へ。

しかし、目指すピークの三角点は、

深い笹の中にあった。

 

 

思えばここには6~7年前に一度訪れており、

三角点標石は見つけられなかったと記憶している。

 

 

笹をかき分けながら、

しばらく探し続けた。

しかし見つからない。

 

 

そして確信した。

そこには間伐作業で刈り払われた枝が散乱しており、

特にピークにはそれが堆積していた。

 

 

恐らく標石はその下にあると思われる。

そこであきらめた。

 

 

とりあえずその位置で、

三等三角点「青山」。

 

 

三等なのにねえ、

見たかったねえ・・・

 

 

 下山はほぼ同ルートを下った。

そして登路で付けたピンテを全て回収。

 

 

駐車地に下ると結構暑く、

車の最後尾に腰かけながら、

 

 

上半身裸で涼み、

昼食とした。

 

 先週の土曜日は樺戸山地で活動することにした。

まずは四等三角点「川崎」だ。

 

 

この朝当別町から青山方面に向かい、

当別ダムでせき止められてできた「ふくろう湖」へ。

 

 

南北に長いふくろう湖の、

ちょうど真ん中あたりに、

 

 

「ふくろう湖」を横断する、

「望郷橋」が架けられている。

 

 

その望郷橋の直前で、

左手に入る林道が現れる。

この湖岸林道に入って行く。

 

 

そして砂利道を1kmほど走ると、

左手に「当望林道」の入口が現れる。

 

 

そのそばでは道幅が広くなっており、

車は何台も停められる。

他に停める人なんかいないけどねえ・・・

 

 

 車外にで準備をしていると、

車が一台やって来て、

 

 

林道ゲートのカギを開け、

ゲートを開いて中へ。

そしてゲートを閉じずにそのまま林道奥へと走り去った。

 

 

「なんだ、だらしないやつ!」、

とつぶやいた瞬間、

 

 

もう一台やって来て「当望林道」に入った。

すると車を停めて運転手が出てきた。

 

 

そしてゲートを閉めて施錠し、

奥へと走り去った。

 

 

この二人は何かの目的でやって来て、

先に到着した方がゲートを開き、

 

 

後に到着した方がゲートを閉じる、

という決めごとがあったのだ。

 

 

 準備を整えてゲートに近付くと、

「伐採のため立入禁止」と書かれていた。

それで理解した。

 

 

前述の二台は林業関係者だ。

ただ、「立入禁止」と言われても・・・

 

 

 林道に入るとまだ緑が大変美しい。

途中で現れた分岐で路面を見ると、

林業関係者の車は右へと続いていることが、

 

 

タイヤ痕で分かった。

それで安心して進める。

 

 

 林道を進んで行くと、

上空を送電線が走っている。

 

 

その下に送電線の作業道があるので、

それに入った。

 

 

足もとがジメジメ、グチョグチョしたところなので、

あまり気持ちの良いルートではない。

それを急登で抜ける。

 

 

その部分がこのルート中のポイントだ。

粘土質でよく滑る斜面を、

滑落しないように登って行く。

 

 

そして登りきると、

送電線の鉄塔が現れ、

その直下で四等三角点「川崎」。

ピークからは送電線に沿った北の眺めがいい。

 

 

 下山は前述の滑る急斜面を下るのは危険なので、

藪漕ぎで林道に下りた。

その藪が以前より濃くなっており、

ちょっとてこずって下った次第だ。

 

 

 林道ゲートまで戻り、

何気なく「立入禁止」の表示に目がとまった。

 

 

するとそこには「伐採作業」ではなく、

「伐倒作業」と書かれていた。

 

 

「伐倒」?

「伐倒」とは初めて聞く言葉だ。

「抜刀」ならわかるのだが。

 

 

72歳になっても、

まだまだ聞いたことのない言葉があるのねえ・・・