漢方薬の飲み方を間違えると全てが台無しになる! | 病に感謝しろ!

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健康について
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ここでは、あの有名な葛根湯についてお話したいと思います。

ちなみに僕の父親は医者なのですが、父曰く「葛根湯は病院で出される薬より全然いい!」そうです(笑)

でも、全く効かなかったっていう人も大勢います。


効かなかった理由としては、大きく分けて2つあります。


1、飲むタイミングが合っていない!


漢方での風邪の治療法といえば、邪気(ここでは風邪ウイルス)はまずカラダの表面に留まるとされるので、この段階で汗をかかせ、内部へ侵入する前に体表から邪気を取り払おうと考えます。

しかしこのポイントで対処しないと、次の段階である発熱にと移ります。

これらは一般的にいえば、ウイルスの力を弱まらせるための、自然なカラダのしくみなのですが、その時々の症状にあわせる漢方では、対処するお薬も変わってくるのです。


具体的にいうと、

・ゾクっとするような寒気

・首筋や背中がコル

・頭痛や筋肉の痛み


このような風邪の初期症状の段階で威力を発揮するのが、葛根湯なのです。

このタイミングでお湯に溶いて飲み、消化の良いお粥などを食べ、早く寝れば、じわっと汗をかき、翌日には身体もすっきりとし、「葛根湯」の効果を実感できると思います。

これは「葛根湯」の発熱を助けるという働きと、ウイルスが弱ったことを察知すると、発汗作用によって熱を下げる、という二つの働きからくるもので、言い換えるとすでに汗をかいていたり、熱が上がってきてから飲んでも、正しい効果は出ないということなのです。



2、風邪のタイプが違う!


風邪は、大きく分けて二つのタイプがあります。「葛根湯」のように、寒さからくるタイプの風邪(風寒邪=ふうかんじゃ)と、熱感が強いタイプの風邪(風熱邪=ふうねつじゃ)です。


・悪寒より発熱が酷い

・喉が痛い

・口が渇き、冷たいものを飲みたがる


このような症状の風邪タイプには、「葛根湯」は効果がありません。そもそも風邪のタイプが違うので、残念ですが治るはずがないのです。

ちなみに、こういった熱タイプの風邪の代表的な漢方薬に「銀翹散」(ぎんぎょうさん)がありますが、漢方薬局や一般の薬局では取り扱っているものの、この漢方は保険適用外なので、病院などでは処方できないのが現状です。



また、「葛根湯」は頭痛、腹痛、鼻炎、関節炎、結膜炎、神経痛などにも応用されます。

これは「葛根湯」に限らずいえることですが、別々の症状でもその体質(証)が一緒であれば、処方は同じという漢方の特性からくるものです。


漢方はちゃんと見合った体質、それとタイミングが重要なんですね。