6月6日~8日(5本)
6日
☀️宝塚雪組東京公演『ROBIN THE HERO』……A
🌙 更地21(下北沢ザ・スズナリ)……B
7日
☀️花組芝居『平家蟹』(下北沢小劇場B1)……C
🌙更地21
8日
☀️更地21


今回の新人公演で初主演を果たした雪組男役苑利香輝さん(研3→4)
2020年3月秋田魁新聞に、県内の高校生が宝塚音楽学校受験に合格した、との記事が掲載された。その日から卒業する2年後を期待するようになった。
2022年3月宝塚音楽学校卒業式のもようが宝塚スカイステージのニュースで放映された。点呼の順番からして成績優秀のようだった。その後スカステで音楽学校文化祭を見た。芝居では準主役を、二部のダンスでも目立つシーンを与えられ、その伸びやかなダンスにますます期待が高まった。
2019年5月14日星組全国ツアー秋田公演『アルジェの男』で宝塚初観劇。
ロケットダンに心奪われ、そこから宝塚を目指すことに。そして翌2020年3月音楽学校受験、合格。
在学中、たくさんの宝塚過去作品を見る中、芸名の由来ともなった講師紫苑ゆうさんの指導を受け大尊敬するスターさんに。そして2022年4月星組公演で108期生として初舞台を踏んだ。
スカステニュースでの初舞台生紹介コーナーのメッセージは元気はつらつという印象だった。
宝塚へのキッカケが全て星組だったので星組配属を望んでいたと思うが、ダンスに秀でたトップスター彩風咲奈率いる雪組に配属されたのはとても幸運だったと思う。
2023年9月雪組全国ツアー公演『愛するには短すぎる』、メンバーの最下として配属され、秋田でのステージにも立てた。
2024年4月彩風咲奈リサイタル『ALL BY MYSELF』(相模女子大学グリーンホール)では、ブルーム(彩風)が自分の人生を演じる冒頭のシーン、さきちゃんが階段上で歌い始めると同時に上手から苑利が登場。歌詞に合わせた心情をダンスで表現。トップさんと二人だけの空間でそのダンス力を発揮した。
今回のショーでも、中詰男役スター5人のジャズレディに選ばれ、最後の銀橋では下手センター寄りの立ち位置に。大好きなロケットダンスでは中心となって踊り、最後にはダイナミックな振りのソロがあり、ラインダンスではセンターで満面の笑みをもって踊っていた。フィナーレでは上手Wトリオ。
今回の公演では下級生ながら新人公演初主演に抜擢され、立派に主役を演じきった。
これからの舞台、雪組生としての活躍を多いに期待している。



大森カンパニー企画製作による『更地21』
昨年の更地20に続き、速水映人が出演。
前川企画に籍を置いていた頃に度々上演していた『映人の森』で、三宅祐輔さんと共演していた。三宅さんは花柳輔蔵という名取り名で、劇団扉座研究所で日舞の指導もされていた方。三宅さんが出演していた『更地』を速水は何度か観に行っていた。
三宅さんは一昨年芸能界を引退、その後を引き継ぐような形で昨年から『更地』に出演するようになった。三宅さんは舞踊家であり、女形ではなかったが、速水が武器とする女形を大森さんが見逃す訳がなかった。
昨年は上演ラインナップ、12本目に女形で登場、♪夢芝居をほんの少し踊り、下手に引っ込みお掛けを取り、鬢を替えるや否や再登場、ラスト13本目で他の9人の出演者と共に盆踊りを、大ラスでは後ろの列で皆と共に♪ダンシングヒーローを踊るという流れだった。
振袖姿でのダンシングヒーローは酷で、きつく締めている帯も乱れてしまっていた。
8月20日初日の暑い盛り。公演期間も13日間と長期で、出演する全員10人が舞台に並ぶフィナーレでは、皆さん涼しげなTシャツ姿の中、速水は汗だく、ハンディファン片手にハンカチで汗を押さえながらの対応だった。
今年はラインナップ最後の12本目で♪魅せられての曲に乗り登場。今回はファッションショー①②③というコントがあるため、舞台のセンター部分が2メートルほどせりだした形である。そのファッションショーの大トリで速水が女形で華麗に舞うという趣向であった。
その前に出ていた7本目のコントから30分以上経過してからの女形での登場。昨年の15分余りの早替えに比べたらこしらえの時間がたっぷりあり、メイクもバッチリ。客席からは歓声が上がっていた。
大森カンパニーのSNSでは、速水が主役です、のような集合写真で溢れていた。
初日5月31日に初日お祝い花を贈った。こちらが要望していたものとかなり形的に相違があったので、初日から6日後の上京前日、花屋さんに事情を伝えたところ、お店が劇場に近いのでメンテナンスに行ってくれるとのことだった。
翌日6日観劇初日、早速ロビーで確認したら全く違うアレンジメントになっていた。


20年近く前、秋田演劇鑑賞会例会のプロデュース公演作品に、花組芝居主宰の加納幸和さんが出演されていた。当時演鑑の役員をしていたので、作品についての知識も必要で、花組芝居とは役者が男性のみで主に歌舞伎を題材とした芝居を上演している劇団だと知った。
近年の遠征では、様々な舞台を観劇するようになり、花組芝居も気になる劇団のひとつで上演作品の情報も常に入手していたが、なかなか観るチャンスが無かった。今回ようやく遠征スケジュールに入れることが出来ての初観劇。
いつもとは異なるミュージカル仕立てで作られた『平家蟹』
やはり加納さんの存在は圧倒的で、他の出演者の方もお綺麗だったり面白かったりで楽しい舞台だった。