おばんです!

 

今朝は15.3℃、日中は晴れて22.6℃と気温が上がりましたが、風が強く黄砂で全て黄ばんで見える一日でした。

 

 

4月29日から出稼ぎに行ったセイヨウミツバチ、今晩帰って来ることになったので貯蜜状況の確認に行ってきました。

 

 

 

 

出稼ぎ先のリンゴ畑です。

 

 

 

 

 

 

リンゴの木の下にこんな感じで巣箱を置いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

出稼ぎに行った日に継ぎ箱を上げた強群です。

 

 

 

 

 

 

今日も朝から稼いでいます。

 

 

 

期待できるかも・・・??

 

 

 

 

 

と、いうことで早速内検開始!

 

 

チビ怪獣が薫煙器で巣門から煙を・・・。

 

 

 

 

 

蓋を開けて、上段の巣枠上に出ているミツバチを薫煙器で煙をかけて巣箱内に追い込みました。

 

 

 

 

 

 

端の1枚目は、

 

 

内勤蜂が巣穴を掃除し、貯蜜の準備を始めていました。

 

 

 

 

2枚目、

 

 

なんと、女王蜂が上段の巣枠に昇ってきて産卵を開始していました。

 

暑い時期は、継ぎ箱を載せても女王は下段で産卵し上段には昇ってきませんが、寒い日が混じるこの時期は、保温しやすい上段に昇ってきて産卵する女王がたまにみられます。

 

なにもしないで継ぎ箱を載せたままだと、女王が上段全ての巣枠に産卵してしまい、採蜜に支障をきたすことになります。

 

このため、今回も継ぎ箱を載せる際にちょっとした細工を・・・。

 

 

 

 

 

 

矢印の位置に分隔板を入れてあります。

 

 

こうすると、上段に昇って産卵する場合でも、分隔板で隔てられた側の巣枠には産卵しません。

 

今回は4枚目と5枚目の間に分隔板を入れて4枚と6枚に区切っておきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

作戦通り、4枚側に女王が昇って産卵を行っていましたが、分隔板を越えた側の6枚は貯蜜のみで産卵はなしでした。

 

 

 

肝心の貯蜜状況ですが、

 

 

蜜は入っているのですが、いずれの巣枠も蓋掛がまだで糖度が低い可能性が・・・?

 

 

 

 

と、いうことで採蜜はなしになりました。

 

 

 

 

続いて下段の内検を、

 

 

巣枠上にたくさん蜂が上がって来ています。

 

 

 

 

薫煙器で蜂を巣箱内に追い込み、まずは無駄巣の除去から!

 

 

私は無駄巣の除去には木柄金ヘラを使っています。

 

長さや幅など色々なサイズがあるので、4種類程を作業内容によって使い分けています。

 

 

 

 

 

 

出来るだけ静かに剥がして行きます。

 

 

 

 

下段の巣枠の状況は、

 

 

蓋掛の蜂児がビッシリ入っています。

 

 

 

 

 

巣枠の下側には雄蜂巣が作られていました(赤矢印)。

 

 

ミツバチへギイタダニをコントロールするために、不要な雄峰児巣は内検時に切除します。

 

 

 

 

元気が良い群なので、給餌器の中にまで無駄巣を作って貯蜜を開始していました。

 

 

こちらも除去しました。

 

 

 

 

最後に、今晩の移動に備えて巣枠を釘で固定しました。

 

 

 

 

 

 

麻布をかけて、

 

 

 

 

 

蓋をして紐掛して本日の内検終了!

 

 

日没後巣門を閉めて移動します。

 

 

 

 

今回は10日間の出稼ぎでしたが、前半は雨、後半は強風の影響で思ったほど貯蜜が増えませんでした。

 

 

 

まあ、自然が相手なのでこんな年もあります!

 

 

 

 

次はナノハナの蜜を集めて貰います。

 

 

 

 

蜂数は2万4千程になっているので、天候さえ良くなれば一気に貯蜜が増えて採蜜ができる・・・、

 

 

 

 

はず??